海堂尊 『螺鈿迷宮』

323冊目！

螺鈿（らでん）迷宮（上） 螺鈿（らでん）迷宮（下） 海堂 尊 （角川文庫）　角川書店 2008-11-22 by G-Tools

「発見！角川文庫2011」より

「死者の言葉に耳を傾けないと、医療は傲慢になる」（上巻　p. 119）

「バチスタ」に始まる「田口・白鳥」シリーズ。この作品はスピンオフです。「バチスタ」で海堂ワールドにひき込まれた読者はもちろん、初めての人にも楽しめること、間違いなし。

今作のテーマは終末期医療と死亡時医療検索。グロテスクな描写が続く場面もあり、全体的に重い内容でした。でもそこは、個性の強い登場人物たちのノリのよい掛け合いがうまくバランスをとっています。

→次に読む本を発見！
　　・内田 康夫　『天河伝説殺人事件』　（2013/03/30の記事）

（NPO運営の民間図書館で借りて・背表紙幅：上下巻あわせて1.9cm）
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チーム・バチスタ4 螺鈿迷宮 DVD-BOX ポニーキャニオン 2014-05-30 by G-Tools

→著者の他の本：
　　・『チーム・バチスタの栄光』　（2012/12/20の記事）
　　・『ナイチンゲールの沈黙』　（2013/01/28の記事）
　　・『ジェネラル・ルージュの凱旋』　（2013/05/06の記事）
　　・『ブラックペアン1988』　（2013/09/04の記事）
　　・『夢見る黄金地球儀』　（2013/09/28の記事）
　　・『医学のたまご』　（2013/11/29の記事）
　　・『ジーン・ワルツ』　（2014/04/16の記事）
　　・『ひかりの剣』　（2014/07/18の記事）
　　・『死因不明社会』　（2014/10/13の記事）
　　・『イノセント・ゲリラの祝祭』　（2015/09/01の記事）
　　・『極北クレイマー』　（2016/08/14の記事）
　　・『マドンナ・ヴェルデ』　（2016/10/05の記事）
　　・『ジェネラル・ルージュの伝説』　（2017/01/03の記事）
　　・『トリセツ・カラダ』　（2018/08/08の記事）
　　・『外科医 須磨久善』　（2020/07/07の記事）

→著者の公式サイト：
　　・海堂尊公式ホームページ　http://author.tkj.jp/kaidou/

2013/02/09 (Sat) 【角川文庫】