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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
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流れ星
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女性
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アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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「○○冊目!」…在学中
「○○冊目!」…卒業後
もうすぐ通算650冊に到達予定。
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700冊目!



<ナツイチ2012>

以前、高校生に英語を教えていたときに、ALLの使い方でこのタイトルが話題になりました。漫画化や映画化もされた作品です。

古典のSF作品は何冊か読んだことがあるものの、軍隊用語や武器の名前がこんなにたくさん出てくる小説は初めてで、漫画版に目を通していなかったら何のことやらさっぱりわからなったかも。

同じ日を何度も繰り返す、というタイムループのお話は他にも存在する中で、この作品では「なぜ主人公がループにはまったのか」語られる場面が丁寧に書かれている印象があります。巧妙に仕込まれた伏線も、言葉の使い方もうまくて、文章で読者を引きつける力がある作品でした。

→この本にハマったら
 ・宮部 みゆき 『R. P. G.』

(古本屋で購入・背表紙幅:1.3cm)

<マンガ版>

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592冊目!

桐島、部活やめるってよ 桐島、部活やめるってよ

第22回 小説すばる新人賞 受賞

朝井 リョウ

(集英社文庫) 集英社 2012-04-20

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「ナツイチ2012」より

高校卒業から10年以上たった今でも、当時の夢をみることがあります。大抵はテスト勉強や課題に追われて焦っている夢で、目覚めた後の感触はよいものではありません。。。

1年の頃は高校の授業の速さに驚き、2年では部活に精を出し、3年はひたすら受験勉強をしていた記憶があります。よくも悪くも遊ぶゆとりはなく、学校と自宅を行き来する毎日。(ふり返ると、躁っぽかったなぁ・・・)

今思うと、あの頃も校内には「目立つ生徒」「地味な生徒」の暗黙の格付けはあった気がします。でも私自身はそれを直視しないようにして、マイペースかつ強引に「勉強も部活もがんばっている高校生」を演じていたのかもしれません。

現在はスマホとSNSもごく普通に学校生活に浸透していて、「他人にどう見られているか」に敏感になっている生徒が多いと感じます。校内での立ち位置や格付けがよりわかりやすくなっている今、彼らは作品から何を感じ取るのか興味があります。

→著者の他の作品:
  ・『何者』 (2013/06/02の記事
  ・「ひからない蛍」 『いつか 君へ Boys』収録 (2015/07/21の記事

(古本屋で購入・背表紙幅:1.0cm)
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桐島、部活やめるってよ(DVD2枚組) 桐島、部活やめるってよ

DVD

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579冊目!

あの日、君と Boys あの日、君と Boys
ナツイチ製作委員会

(集英社文庫) 集英社 2012-05-18

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<ナツイチ・2012>

4冊シリーズの短編集を読み終わりました。色々なテーマの短編集がありますが、主人公を「男の子」「女の子」に分けるという切り口が新鮮でした。

この巻では、西さんの作品を初めて読むことができ満足しています。本屋さんでは話題作をたくさん目にしているものの、まだ手に取るまでいたらず。4冊で作家発掘がだいぶできたと思います。

→集英社文庫「35周年」記念シリーズ:
  ・『いつか、君へ Girls』 (2013/04/23の記事
  ・『いつか、君へ Boys』 (2015/07/21の記事

→この本にハマったら:
  ・朝井 リョウ 『桐島、部活やめるってよ』 (2017/09/27の記事

(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.3cm)

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492冊目!

いつか、君へ Boys いつか、君へ Boys

ナツイチ製作委員会

(集英社文庫) 集英社 2012-06-26

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男の子たちの短編物語を集めた1冊。

女の子たちのバージョンと違って、スポーツやアイドルの話も混じっているのが印象的でした。

米澤さんの「913」は長篇小説に負けない面白さのミステリーです。タイトルが不思議ですが、最後であっと言わせる手法はファンも大喜びのはず。

→集英社文庫「35周年」記念シリーズ:
  ・『いつか、君へ Girls』 (2013/04/23の記事
  ・『あの日、君と Boys』 (2017/04/14の記事

→この本にハマったら:
  ・朝井 リョウ 『桐島、部活やめるってよ』 (2017/09/27の記事

(古本屋で購入・背表紙幅:1.2cm)

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487冊目!

あの日、君と Girls あの日、君と Girls
ナツイチ製作委員会 編

(集英社文庫) 集英社 2012-05-18

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<ナツイチ・2012>

7人の作家の短編を集めた1冊。よく見たら、集英社文庫の人気作品を書いている作家が大集合。人気シリーズの番外編も混じっていて、読みながら嬉しくなっちゃいました。

作品群の共通点は、「主人公が少女」。男性作家・女性作家、両方が混じっていますが、少女といっても微妙に年齢が違っていて、定義の広さを感じます。

私のイメージでは、「少女=10代」。でも作品の中には、小学校3年生くらいの主人公もいる。よく考えたら、1人1人が大人へ向かっていく歩みには個人差があるわけで、一律に決めてしまう必要もないのかもしれません。

→集英社文庫「35周年」記念シリーズ:
  ・『いつか、君へ Girls』 (2013/04/23の記事
  ・『いつか、君へ Boys』 (2015/07/21の記事
  ・『あの日、君と Boys』 (2017/04/14の記事

→この本にハマったら
  ・みゆ 『通学時間』 (後日挑戦予定)

(古本屋で購入・背表紙幅:1.1cm)

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453冊目!

言えないコトバ 言えないコトバ
益田 ミリ

(集英社文庫) 集英社 2012-06-26

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<ナツイチ2012>

年末にさしかかり、今年の「流行語大賞」も発表されました。続々と外来語が使われ、新語も表れ消えていく現代の日本。最新の流行語を使っているのがカッコいいとされるような風潮の中で、異なる視点でコトバを見つめる本です。

仕事柄、子どもたちと話をする機会が多くなりました。自分より10歳以上年下で、世代も違ってくると、言葉だけでなく考え方も微妙に違うことに気づくことが多いです。自分がそれだけ大人になったのか、はたまた年齢を食ったのか??

「みんなは普通に使っているけど、自分は言えない」コトバがあったかどうか…今はちょっと思い浮かびません。

→この本にハマったら
  ・枡野 浩一 『ショートソング』 (後日挑戦予定)

NPOの民間図書館で借りて・背表紙幅:0.9cm)

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