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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
HN:
流れ星
性別:
女性
職業:
アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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723冊目!


 
「育ちがよい」という言葉の意味を、読後もずっと考えています。いわゆる「経済的に恵まれた家に生まれた」ことではなく、「マナーの知識で頭ががんじがらめ」なことでもありません。

本文中で著者は何度も「相手や状況に合わせて対応を柔軟に変えられる」ことが「育ちがよい」ことだと強調しています。人づき合いに関する経験を積んでいて、その場での最適な振る舞い方をさりげなく実行できたら、確かに相手にはよい印象に残りそうです。

私自身、ここ数年でようやく「経験を(少しは)積んだ」と自覚できるようになってきました。5年前、10年前、15年前、学生の頃・・・と振り返ると、格段に今の方が人づきあいは怖くなくなったと感じます。

でもやはり、毎回満足いく振る舞いができているわけでもなく、今後も学ぶべきことはまだまだあると思います。

「親ガチャ」という言葉が広まる中で、「よい育てられ方を受けるのも運次第」と捉えるのが一般的になりつつあるのではないでしょうか。家庭環境や教育環境が恵まれていなければ、「自ら学ぶことすらあきらめる」人も出てくるかもしれません。

この本が発売されたのは、コロナ禍の最中だったと記憶しています。感染を防ぐためにマスクを着用すべきか、状況によっては外すべきか、迷う場面も多々ありました。書店でこの本が注目され売り上げを伸ばしたのも、正しいルールを読者が探し求めていた表れではないかと私は思っています。

この記事を書いている今は、新型コロナ感染症は5類扱いになり、マスクは強制でなくなりました。しかし、まだインフルエンザやコロナの流行は続き、一人ひとりが自分でマスク着用について考える必要性は残っています。

マスクに限らず、ここ数年で急速に広がったリモートワークやオンラインでのイベント開催、印鑑使用の廃止など、以前と変わった習慣についても新たなマナーや所作が私たちに求められていると感じます。

本書の内容は大いに参考になりますが、丸ごとうのみにするのではなく、常にその場の最適な振る舞いを考えなければいけないと強く思いました。

(古本屋で購入・背表紙幅:1.9cm)

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