ローリング 『ハリー・ポッターと死の秘宝』

19冊目！

「ハリー・ポッターと死の秘宝」 ローリング　J. K. Rowling 訳：松岡 佑子 静山社 2008-07-23 by G-Tools

英語版を先に読みたかったんですが、母が独占中だったのでやむなく日本語版を先に…。

1巻から6巻までに登場した固有名詞（キャラクター、魔法道具、呪文、地名など）のオンパレードです！　これまでの原作を思わず全部読み返したくなるほど、集大成と言っても良い作品だと思います。

ずっと映画しか見ていなかった知人が、「第7弾くらいは…」と原作を読むことにしたらしいですが、結局「まわりくどい。話の筋がよくわからない」と言っているとか。映画では省略されてきた伏線がいくつもこの巻でつながるので、もっともな意見です。

逆に言えば、原作を1～2冊でもかじってきた人はこの7巻まで頑張って読みきってほしい。それだけの価値は十分にあります。

印象に残っているのは、あとがきで訳者が書いているのと同じ場面（←ネタバレ防止のため、こんな書き方で）。これはちょっと私も予想できなかった展開になったので、驚かされたと同時に物語に一番引き込まれた場面でもありました。

ハリー・ポッターシリーズが終わってしまうのは少し寂しい気もするけど、最終章を読んでいて「ああ、これでいいんだ」と思えた私がいました。ローリングさんの新作を期待しています。

（実家で借りて：背表紙幅・上下巻合わせて5.2cm）

2008/09/16 (Tue) 「ハリー・ポッター」

ローリング 『ハリー・ポッターと謎のプリンス』

188冊目！

ハリー・ポッターと謎のプリンス ハリー・ポッターシリーズ ６ J. K. ローリング J. K. Rowling 松岡 佑子 静山社 2006-05-17 by G-Tools

ネタバレを極力避けて書いてみます・・・（かなり難しそうだ）

１日２章のペースで読もうと決めたものの、下巻に入ったら止まらなくなってものすごいスピードで読みきっちゃった。ここであんなことが起ころうとは…！！

ただ、ひどいことにお母さんがネタを私にバラしてしまっていたので（←勿論さんざん騒ぎました。どーしてそんなことするの!!!!って）、いざ大きな展開の場面で興ざめしていたことも否めない。

六巻を読み終えてみると、七巻がどんな展開になっていくのか想像がつかなくなる。たぶんあの人と連中との対決が待っているんだろうけど、六巻の終わりで本当に大変なことになっているから、どんなふうにつながっていくのか。

ハリーはこの１冊でかなり成長してるね。最後の章に出てくる台詞や態度はすっかり１人前の魔法使いになってる。凛々しくてかっこいい。

今度はこれを原文でチャレンジ！

（大学生協で購入→読後は実家の本棚に）

2006/06/27 (Tue) 「ハリー・ポッター」