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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
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流れ星
性別:
女性
職業:
アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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(じっぴコンパクト新書)

某動物番組に、著者が猫好きゲストとして出演していました。猫にちなんだ著書として紹介されていたのがこの本です。衝撃的だけど、どこか可愛い響きの題名。

番組内では、著者が自宅で執筆している間、飼われている猫がパソコンのキーボードにどっかり座ったり、画面をふさぐように通り抜けたりして「かまってよ」アピールをする様子も紹介されていました。

仕事の邪魔をされても、どこかニヤニヤ嬉しそうな様子の著者。締め切りが迫っていようが、大事な資料を踏まれようが、相手が猫だとついつい許してしまう。。。そんな中で書かれた本はどんな内容なんだろう、と興味がわきました。

この本は、コラムとして連載された中からテーマ別に再掲載してつくられたもの。猫とは直接関係のないテーマも含みますが、科学エッセイというジャンルを読むのは初めてで面白かったです。著者と「シュレ猫」のやり取りは、(難しい専門用語も含まれているけれど)コミカルで微笑ましい。コントのような映像が頭に浮かんで、楽しく読み切ってしまいました。

私も猫を飼い始めて実感したのですが、猫は人間のことをよく観察し、話をよく聞いています。人間の言葉を話すことはできなくても、場の空気にはとても敏感です。

ここぞという場面でおやつをねだってくるときもあれば、人間同士で重要な話をしている間は邪魔をせずに静かにしていることもあります。欲求を満たすために自己主張してくる我の強さと、場をわきまえたお行儀よさを合わせ持っている、不思議な生き物だと思います。

私自身、猫を相手に話しかける機会が増えました。神妙な表情(無表情とも言う)で聞いていてくれるときもあれば、そっぽを向いていて聞き流されていることもあるけれど、黙って聞いてくれている存在があるというのは、以前にはなかった感覚です。

猫好きな作家さんたちは、こうやって猫を相手に思索にふけりながら原稿と向き合っているんですね。

(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.2cm)

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