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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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流れ星
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読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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608冊目!

平気でうそをつく人たち (文庫版) 平気でうそをつく人たち
虚偽と邪悪の心理学

ペック M. Scott Peck
訳:森 英明

(草思社文庫) 草思社 2011-08-05

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タイトルを初めて目にしたとき、いわゆる虚言癖のことを指しているかと思ったのですが、中身はより深刻で複雑な心理分析の内容になっていました。

筆者がとり挙げているのは、嘘をついている事実を自覚するどころか、他人に指摘されても認めようとしない人たちです。彼らは知的で社会常識もあり、仕事をする能力にも長けていますが、子どもや家族が抱えている問題の責任を自ら解決しようとはしません。

筆者は多くのカウンセリング例を挙げながら、文中で彼らを「邪悪な人たち」と断言しています。心理学の研究書で「善」や「悪」に触れているものは珍しく、それゆえにこの本はアメリカでも日本でもベストセラーとして注目を集め続けているようです。

→本書について触れている本:
  ・香山 リカ 『知らずに他人を傷つける人たち』 (2014/04/22の記事

(F市図書館で借りて・背表紙幅:2.3cm)

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383冊目!

「原因」と「結果」の法則 4 「原因」と「結果」の法則〈4〉
輝かしい人生へ

アレン James Allen
訳:坂本 貢一

サンマーク出版 2004-07

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(原題:The Life Triumphant)

シリーズ4冊目、完結編です。

サブタイトルの通り、「これからの人生を明るい気持ちで、希望をもってがんばっていこう」という気持ちにさせる内容です。

「玉座」という表現が出てきますが、自分で自分の人生をコントロールし、良い意味で支配することを表すにはぴったりの言葉のように思います。訳もとても美しい。

しかし個人的には、1冊目のオリジナルの巻が1番わかりやすくて好きです。2冊目以降は、内容で言えば応用編。もっと詳しく知りたい人向けといった印象。

→「原因」と「結果」シリーズ:
  ・『「原因」と「結果」の法則』 (2012/09/27の記事
  ・『2 幸福への道』 (2013/08/03の記事
  ・『3 困難を超えて』(2013/08/28の記事
  ・『4 輝かしい人生へ』

(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.6cm)

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378冊目!

「原因」と「結果」の法則 3 「原因」と「結果」の法則〈3〉
困難を超えて

アレン James Allen
訳:坂本 貢一

サンマーク出版 2004-04

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(原題:Above Life's Turmoil)

「原因」と「結果」の法則、第3弾。20の章から構成され、少しずつ読み進めることもできます。

私が魅かれたのは後半、「自己コントロール」(p. 153)「人類愛」(p. 193)の章。私はコツコツ積み重ねて何かを達成していくのが好きなので、日々の持続的な研鑽を勧める内容に元気づけられました。

人生を歩んでいく中で、さまざまな困難にぶち当たったとき、どう捉えどう乗り越えていくか? 原因と結果の法則ではまず、その困難を引き寄せた自分の心を見つめるよう説いています。

日本人からすれば、禅の思想に近くて理解しやすいかもしれません。苦しい、つらいと感じる自分の心に原因を求め、次からはありのままの現実を受け止める練習をする。そのくり返しで、少しずつ自分を変えていく。

なんだか修行みたいだし、時間がかかるのでなかなか大変かも。でも身につけることができたら、きっと力強く人生を歩んでいけそうな気がします。

→「原因」と「結果」シリーズ:
  ・『「原因」と「結果」の法則』 (2012/09/27の記事
  ・『2 幸福への道』 (2013/08/03の記事
  ・『3 困難を超えて』
  ・『4 輝かしい人生へ』 (2013/09/14の記事

(F市図書館で借りて・背表紙幅:2.2cm)

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370冊目!

「原因」と「結果」の法則 2 「原因」と「結果」の法則 2
幸福への道

アレン James Allen
訳:坂本 貢一

サンマーク出版 2004-01-08

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(原題:The Path of Prosperity)

「原因」と「結果」の法則シリーズ・第2弾。原文はシリーズ化されていなかったようですが、「1」よりも前に書かれた可能性があるとのこと。

サブタイトルにあるように、この巻では「幸福」をキーワードに章が展開しています。人生においては幸福な波があったり不幸だと思える時期があったりするもの。その流れをどう捉えるか、著者アレンの考えが強く表現されています。

シンプルなデザイン・構成の本なのに、開いているだけでもかすかに力がわいてくるような感覚があるから不思議です。

→「原因」と「結果」シリーズ:
  ・『「原因」と「結果」の法則』 (2012/09/27の記事
  ・『2 幸福への道』
  ・『3 困難を超えて』 (2013/08/28の記事
  ・『4 輝かしい人生へ』 (2013/09/14の記事

(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.7cm)

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351冊目!

心を整える。 心を整える。
勝利をたぐり寄せるための56の習慣

長谷部 誠

幻冬舎 2011-03-17

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「僕には今後のサッカー人生のなかで、絶対にやり遂げたいことがある。
 それが何かは、実現するまでは秘密にさせてほしい。誰にも言わないつもりだ」(p. 188)

本屋に並び始めた頃から、読みたい読みたいと思っていました。

世界を相手に戦うサッカー選手の1人として、日常で気をつけていることをまとめています。プロのスポーツ選手なら、体調管理やメンタルケアに気を配るのは当然のことかもしれません。

しかし著者の場合、本を読む習慣があるという点、他の選手とは一線を画しています。それも哲学(ニーチェ)だったり、ビジネスの啓発書だったり、太宰治だったり。メディア取材に備えてということもありますが、柔軟に内側からも自分を磨け続けようとする姿勢が感じられます。

→本文中で触れていた本:
  ・p. 121 松下 幸之助 『道をひらく』 (2009/09/03の記事
  ・p. 121 姜 尚中 『悩む力』 (2010/03/21の記事
  ・p. 170 林 成之 『脳に悪い7つの習慣』 (2009/12/22の記事

NPO運営の民間図書館で借りて・背表紙幅:1.6cm)

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321冊目!

「折れない心」をつくるたった1つの習慣「折れない心」をつくるたった1つの習慣
植西 聰(うえにし あきら)

(青春新書) 青春出版社 2011-03-30

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「『自分の心に浮かんでくる悲しみや悔しさといったすべての感情は、他人ではなく自分自身がつくり出している』ということを、自覚することです」(p. 120)

本屋に並びはじめた当初から、読みたいと思っていた本です。著者はカウンセラーの立場から、心が折れるというのはどういうことか、定義づけをするところから丁寧に書いており、わかりやすい内容になっています。

うつ病の人によくあることですが、日本人は表向きは「いい人」でも自分に対して厳しくなりがち。すると、無意識のうちに「自分なんかダメなやつだ」「何をやっても自信がない」と自己肯定感がダウンしてしまいます。

すると、些細なことでひどく落ち込んだり、心が折れてしまったりしやすくなる・・・というのが、著者の考える負のスパイラルです。「マイナスのエネルギー」や「引き寄せ」といった言葉も出てくるので、引き寄せの法則について読んだことがある人には理解しやすそう。

「誰かに励ましてもらったり、ほめてもらったりして、自分を救いあげてもらおうという気持ちは捨てましょう」 (p. 203)

結局、「折れない心」というのは「精神的に自立している」状態を指しているのかもしれません。

(古本屋で購入・背表紙幅:1.2cm)

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