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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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流れ星
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読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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「○○冊目!」…卒業後
もうすぐ通算650冊に到達予定。
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16冊目!

さいごの戦い さいごの戦い
ルイス C.S. Lewis
訳:瀬田 貞二

(岩波少年文庫) 岩波書店 2000-11


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(原題:The Last Battle)
シリーズ7冊目・最終巻。

ついにナルニアシリーズも最終巻まで到達しました。1~6巻の集大成なので、これまでちゃんと読んできてよかったと思います。読み応えがありました。

各巻の登場人物、出来事が全て一覧のように次から次へと出てくるので、他の巻を読んでいないと面白さがわかりませんよ~

最後のページで、子供たちのある重要な秘密(?)が明かされます。

こんな形で物語が終わってしまうなんて! 著者の思想からすれば、究極のハッピーエンドを狙ったのでしょうが、日本人にはそうじゃないように思われても仕方ないんじゃないかと思います。

そんな「サプライズ」なエンディングでした。

図書館で解説書や研究書も見つけたので、これから自分なりに読み込んでみるのも面白そう。児童書として発行されているシリーズですが、大人が読んでも味わい深い作品です。

(実家で借りて:背表紙幅・1.5cm)

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11冊目!

魔術師のおい 魔術師のおい

ルイス C.S. Lewis
訳: 瀬田 貞二

(岩波少年文庫) 岩波書店 2000-11


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「ナルニア」シリーズ6冊目。

10年ぐらい前に読みました。あの時は、「黄色と緑の指輪」にかなり憧れた覚えが…。でも今読んでみると、新しい発見がいくつも見つかってすごく楽しい。

・ルーシィが見つけた衣装だんすには、どうして他の世界に通じる力が宿っていたのか?

・ナルニアには、どうして一本だけ街灯が立っていてずっと辺りを照らしていたのか?

・「カーク教授」は一体何者なのか??

『ライオンと魔女』の原作を読んだ、あるいは映画を見た方なら、こうした謎解きが特に楽しめると思います。

ナルニアシリーズ恒例の、聖書からインスピレーションを得たと思われる場面も満載。今回は、「命の木の実」や創世記につながるシーンがメインでしたね。

シリーズはついに残り1冊! どんな結末を迎えるんだろう。読む前からドキドキです。

(C市図書館で借りて・背表紙幅:1.6cm)

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2冊目!

馬と少年 馬と少年

ルイス C.S. Lewis
訳:瀬田 貞二

(岩波少年文庫) 岩波書店 2000-11


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(原題:The Horse and His Boy)
「ナルニア」シリーズ5冊目。

これまでシリーズで5冊読んできたけど、これが1番面白かったかも…。

ナルニア国とやや対立関係にあるカロールメンという国は、明らかにアラブ世界を意識した書き方ですね。著者がイギリス人ということで、異文化理解について勉強していた身としてはとても興味をそそられる描写がたくさん出てきます。

シャスタという男の子が砂漠をさまよう場面、アラビスという女の子が贅沢なだけで幸福を感じられない暮らしに愛想をつかす場面は、どうしても寓話的な雰囲気が否めません。でも他の巻とは違う舞台設定のせいか、妙にすんなり読めてしまったのが我ながら不思議。

「わたしは、わたしだ。」その声は、たいそう深く低い声でいったので、地面がふるえました。そしてつぎに、「わたしだよ。」とすんだ明るい大声でくりかえしました。そしてさらに、三度めに、「わたしさ。」と、ほとんどききとりにくいほどやわらかく、しかも木の葉をさらさらとならして、まわりじゅうからきこえてくるようにささやくのでした。 (p. 232-233)

↑この場面に感激。原文を読んでみたい! アスランがシャスタに語りかける場面ですが、アスランの力強さと優しさをよく表現できてると思います。これも映画になったら、きっと重要なシーンに作り上げられるんじゃないかな。映像効果とか、BGMとか駆使して。

第7巻の『さいごの戦い』では、ナルニアとカロールメンの戦争が描かれる模様。二つの国がどのように激突し物語が締めくくられるのか、読むのが楽しみです。

(C市図書館で借りて・背表紙幅:2.2cm)

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222冊目!

銀のいす 銀のいす

ルイス C. S. Lewis
訳:瀬田 貞二

(岩波少年文庫) 岩波書店 2000-06


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(原題:The Silver Chair)
「ナルニア」シリーズ4冊目。

「泥足にがえもん」…ユニークな訳じゃないですか、瀬田さん! 原文ではどんな表記だったのか気になりますね。

子どもたちがナルニア国へ行き、冒険を繰り広げ、一歩も二歩も成長して帰ってくるスタイルは定番です。前作(『朝びらき丸 東の海へ』←2006/07/07の記事)でも登場したユースチスが、初登場のジルをリードしているところはなんだか微笑ましい(^-^) 彼は前の冒険で随分成長したんだなぁ。

読んだ限りでは、映画化したら映画版の『指輪物語』に似た映像になるような気がします。

(C市図書館で借りて)

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189冊目!

朝びらき丸 東の海へ 朝びらき丸 東の海へ
ナルニア国ものがたり (3)

ルイス C. S. Lewis
訳:瀬田 貞二

(岩波少年文庫) 岩波書店 2000-06


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「ナルニア」シリーズ3冊目。

エドマンドとルーシィが3度目の登場。二人のいとこのユースチスも冒険に加わって、彼もまたナルニアで成長していく様子が面白い。前作『カスピアン王子のつのぶえ』からそれほど時間がたっていない設定だから、2つの作品はセットで読むと良さそう。

(実家から借りて)

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173冊目!

カスピアン王子のつのぶえ カスピアン王子のつのぶえ
ナルニア国ものがたり (2)

ルイス C. S. Lewis
訳:瀬田 貞二

(岩波少年文庫) 岩波書店 2000-06


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「ナルニア」シリーズ2冊目。

あとがきを読んだところ、作者は『ライオンと魔女』一作だけで完結させたつもりだったそう。ところが読者の反響が大きく、是非続きを書いてほしいとリクエストされてこの作品が生まれたのだとか。

ネタバレになるけど、1作目に登場した4人兄弟がまた主役。でもここでは、彼らがナルニアを統治していた頃どんな生活をしていたのかが詳しくわかるようになっていて、1作目を補う面もあるような気がする。もちろん、4人の更なる活躍も展開されているから物語を追うのも十分面白い。

アスランと4人の再会の場面が1番印象に残ったかな。末っ子のルーシィがまずアスランを見つけて、その話をエドマンドが信じた。でも大人になりかけているピーターとスーザンは疑ってしまったからアスランの姿を目にすることができなかった。よく読むとこれ、たとえ話みたいだね。

物語の最後で、ピーターとスーザンはもうナルニアへ帰ってこられないと宣告される。2人ともそれを素直に受け止めてるのが少し不思議な気もしないではないけど・・・

(実家から借りて)

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