流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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プロフィール
HN:
流れ星
性別:
女性
職業:
アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。
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「○○冊目!」…在学中
「○○冊目!」…卒業後
もうすぐ通算650冊に到達予定。
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695冊目!
(2012・新潮文庫の100冊)
映画化もされた作品。原作では登場人物が少し多く、一人ひとりの変化が細やかに描かれている気がします。
落語が静かなブームになるきっかけを作った作品のようです。日本の他の伝統芸能や和装について触れている部分もあって、翻訳して海外で出版したらどんな反響があるか個人的には興味があります。確か、一人の演者が複数の登場人物を演じ分ける話芸は海外でも珍しかったはずです。
演目によっては30分以上もかかる噺を、聞いて耳から覚えるというのは現代のデジタル社会ではかなり手間のかかることにも思えます。しかし、人の口から人の耳へ語り、演者が自分の中で言葉や場面を反芻して自分の形に作りかえる過程を追っていると、こうした活動を今も継承することの温かみすら感じられます。
「人情」という言葉にもあるように、単なる「話」ではなく気持ちや情がこもった「噺」に成長していく面白さが落語にはあるのだと思います。
→著者の他の作品:
・『黄色い目の魚』 (2014/02/20の記事)
(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.5cm)
(2012・新潮文庫の100冊)
映画化もされた作品。原作では登場人物が少し多く、一人ひとりの変化が細やかに描かれている気がします。
落語が静かなブームになるきっかけを作った作品のようです。日本の他の伝統芸能や和装について触れている部分もあって、翻訳して海外で出版したらどんな反響があるか個人的には興味があります。確か、一人の演者が複数の登場人物を演じ分ける話芸は海外でも珍しかったはずです。
演目によっては30分以上もかかる噺を、聞いて耳から覚えるというのは現代のデジタル社会ではかなり手間のかかることにも思えます。しかし、人の口から人の耳へ語り、演者が自分の中で言葉や場面を反芻して自分の形に作りかえる過程を追っていると、こうした活動を今も継承することの温かみすら感じられます。
「人情」という言葉にもあるように、単なる「話」ではなく気持ちや情がこもった「噺」に成長していく面白さが落語にはあるのだと思います。
→著者の他の作品:
・『黄色い目の魚』 (2014/02/20の記事)
(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.5cm)
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