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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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流れ星
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女性
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読書
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文学部在学中に223冊を読破。

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もうすぐ通算650冊に到達予定。
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81冊目!

基本の帯結びと変わり結び 基本の帯結びと変わり結び

(特選実用ブックス) 世界文化社 2006-01


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「帯結び」だけを徹底的(?)に紹介している本。すごく便利です!

一般に着付けに関する本は入門者向けに書かれているのか、「きものの着付け」+「帯結び」の両方がセットになって説明されていることが多いです。

でも、きものに慣れて着付けを覚えてくると、今度は「なごや帯の結び方は?」「二重太鼓の結び方は?」と帯結びのアレンジに興味がわいてくるもの。そういう意味では、中級以上向けの本かもしれません。

1冊通して思ったのは、もともと平らで四角い形状の帯が、結んでいくことであらゆる形に変化すること。日本の折り紙文化にも通じるものがあると思います。

浴衣から始まり、帯を2本使ったカジュアルな飾り結び、振袖用の華やかな飾り結びもあって(←難易度高そうだけど)、眺めているだけでも楽しいです。

(書店で購入・背表紙幅:1.6cm)

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76冊目!

着物いろはがるた 着物いろはがるた
近藤 ようこ

徳間書店 2009-07-16


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本屋で立ち読みしていて、「これは参考になる」と購入。漫画エッセイですが、着物の世界に入って2年目の私には、勉強になるお話が満載です。

い:「一番目は身内の話」
ろ:「絽(ろ)は日本の美」
は:「博多帯ってカッコいい」

…と、かるたのように数ページずつ着物についてつづられているので、少しずつ読み進めていくことができます(私は一気に読んでしまいましたが)。和装関係のWebサイト情報もちょこちょこ掲載されていて、アクセスしてみたくなりました。

一番夢中になって読んだのが、お:「男の着物について聞く」(p.73-84)。近藤さんが「毎日着物ですごしている人」を実際に取材して書いたそうです。そういえば男物の着物のことってあんまり情報がないような。他の項よりもページが多くさかれていて、内容も充実していると思います。

次に、さ:「茶道の先生に聞いてみました」(p.105-116)。最近お茶にも興味が出てきたので、どんな世界なのかちょっとのぞくことができておもしろかったです。

一冊読み終えて伝わってくるのは、着物の世界の奥深さと面白さ。10年着ても、20年着ても、好奇心をくすぐる不思議な衣服。また、仕事をしていた頃のように着物に袖を通したくなりました。

(書店で購入・背表紙幅:1.3cm)

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34冊目!

きものとからだ きものとからだ
三砂ちづる

(木星叢書) バジリコ 2008-01-31


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「 「きもの」は「からだ」に、とてもいい。

日本の気候や暮らしのなかから生まれた衣服だから、冬に温かくて、夏は風が通る。帯が苦しい、着るのがたいへんだというのは、作られた「固定観念」なのだ。もう一度、着物のある身体と暮らしを取り戻そう」
(表紙帯より・改行本文)


社長の推薦で読みました。

実際に日常生活を着物で生活されている方が書いている言葉なので、いかにきものが合理的・実用的につくられたものなのか、非常に説得力があります。

特に女性のきものの場合、身体の正面できものを打ち合わせて着る上、帯まで締めるので布が何重にも重なります。お腹は冷えず、一方で脇の下や足元、首筋は空気が通る。

私はまだときどききものを着る程度ですが、こうして読んでみると改めて「日常着としてのきものっていいなぁ」って思います。こんなにいいものを、現代社会は失いつつある。もったいないことです。

一度読んでみれば、きっとあなたも、きものに袖を通してみたくなるはずです。

→著者の他の本:
  ・『オニババ化する女たち』 (2011/05/07の記事
  ・『女は毎月生まれかわる』 (高岡英夫氏との共著・2011/09/15の記事

文庫版も出たようです↓↓(Amazonにとびます)
きものは、からだにとてもいい (講談社プラスアルファ文庫)

(社長からじきじきにプレゼントされて・背表紙幅:1.8cm)

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32冊目!

着るだけで幸せになる 着るだけで幸せになる
中村 健一

ぜんにち出版 2008-10


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去年、『たんす屋でござる』を読ませていただきました。これはビジネス書でしたが、今度はちょっと違います。「きものを着てみたいなぁ」と憧れているみなさんにおすすめ。背中をぽんと押してくれて、元気の出るような「きもの案内書」です(^-^)

成人式の振袖、花火大会の浴衣、卒業式の袴…はもうすっかり定着しましたが、まだまだ着物は特別な日のもの、と思っている方も多いのではないでしょうか(←私も以前はその1人でした)。

著者の独自調査によれば、もっと着物を着たい(けどイマイチ一歩踏み出せない)人の割合はなんと9割。そんな人たちへ、この本からはエールが送られてきます。

「自分の中にわき上がった思いに、素直に行動してほしい。できることをやらずに「ないこと」にしないでほしいと願います。

(中略)

僕も自分の中にわき上がる思いは、起こるべくして起こる「必要で、必然で、最善なこと」だと考えるので、今も、これからも小さなことを大事に、具体的にして、変わっていきたいと思っています」(赤字は管理人・p. 25-26)


そして、きものを着ることの良さを1つずつ挙げて説明していきます。日本の伝統文化を身にまとうこと…自然と姿勢が良くなること…周りの視線が変わること…などなど。詳しくは実際に読んでみてください。

私は特にこの本から、自分の思いを実行することの大切さを教わったと思います。失敗を恐れて何もしないでいるよりも、行動に移すことで自分が変わっていく。その楽しさが伝わってくるからです。

読んでいくうちに着物が着たくなる、そして元気にもなれる一冊です。

→著者の他の本:
 ・『たんす屋でござる』(2007/10/09の記事

サイン入りを著者から直接GET!!・背表紙幅:1.0cm)

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