忍者ブログ
流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
 カレンダー 
10 2024/11 12
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
 ブログ内検索 
 プロフィール 
HN:
流れ星
性別:
女性
職業:
アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

各記事TOPの
「○○冊目!」…在学中
「○○冊目!」…卒業後
もうすぐ通算650冊に到達予定。
 カテゴリー 
 P R 
 Amazon 
[1003]  [1002]  [1001]  [1000]  [999]  [998]  [997
735冊目!

「発見!角川文庫2019」より

ちょうどこの本を読み終えた直後、テレビの地上波でスタジオジブリの「天空の城ラピュタ」が放送されたので、エンディング後のラピュタの行方について色々考えてしまいました。(あのまま大気圏を抜けて宇宙空間へ飛んでいくのかなぁ・・・)

高校生の頃に初めて「空想科学読本」シリーズに出会い、ちょくちょく楽しませてもらっていますが、 ここ数年は自分でも高校内容の化学や生物を仕事で教える機会があり、改めて理科の世界の奥深さを感じています。

モルの計算は楽しいけど、教えるのはまた別。

筆者は本文の中でさらりと披露していますが、目に見えない熱量を計算したり、実生活では肉眼で確認することさえ不可能な現象を推測したり、理科の知識や技術を応用すると、この世界の見え方が大きく変わる気がします。人間の進めてきた探究心ってすごい。

そして同時に、アニメや漫画、童話の中には現実離れした現象が無数に発現していること、それらを想像し、作品として新たな世界を表現してきたのもまた人間なのだということにも驚かされます。人間のイマジネーションもすごい。

ついでに、筆者が昭和世代におなじみの漫画から、令和の子供たちに人気のゲームまで、幅広い作品を取り上げているのもすごい。

自分の好きな作品・シリーズだけなら、深掘りして追及することはさほど苦にならないと思いますが、そこは「空想科学研究所主任研究員」の肩書をもつ筆者。新しいテーマや話題になった作品も、きちんとゲームやアニメ・漫画の実物を確認した上で考察を重ねています。

実は私も、名前は知ってても内容まで詳しくなかった作品について、この本で少し予習して子供たちへの雑談のネタにしています。

(古書店で購入・背表紙幅:1.0cm)

拍手[0回]

PR

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]