忍者ブログ
流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
 カレンダー 
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
 ブログ内検索 
 プロフィール 
HN:
流れ星
性別:
女性
職業:
アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

各記事TOPの
「○○冊目!」…在学中
「○○冊目!」…卒業後
もうすぐ通算650冊に到達予定。
 カテゴリー 
 P R 
 Amazon 
[355]  [354]  [343]  [353]  [352]  [342]  [350]  [349]  [351]  [348]  [347
145冊目!

不幸にする親 不幸にする親
人生を奪われる子ども

D. ニューハース
訳:玉置 悟

講談社 2008-01-29


by G-Tools
(原題:If You Had Controlling Parents)

フォワード『毒になる親』の講談社+α文庫版で、続編としても紹介されている本です。日本語訳はこちらも玉置さんが手がけています。

まだこの『不幸にする親』は文庫化されていないようで、お値段がやや高め。でも大きな図書館に行けば、子育てや家族関係のコーナーにおいてあることが多いです。

この本の方が、精神的な虐待が子供の心にどんな影響を及ぼすか詳しく書かれているように思います。また、「精神的に家を出る」ためのステップや、自分の人生を取り戻し生き直すための方法も参考になりました。

私なりの結論。実家を思い切って出てきたのは正解だった。

今の生活はだいぶ心が穏やかだし、自分の精神状態にゆっくり向き合うことができています。何より、親から執拗に繰り返されるコントロール(というか洗脳に近い)を受けなくて済む。

本文中にこんな文章がありました。

「あなたは自分を『独立した、欠けるところのない一人の人間』だと感じてかまわないのです。他人から侵略されたり蹂躙(じゅうりん)されることのない、自分と他人を分ける健全な境界線を引いていいのです。

感じたことを述べ、本当の気持ちを表現する自由を持っていいのです。あなたは苦しみから癒える権利があるのです」(p. 32 改行管理人)


私の心に住み着いた「親の声」は今もなお、「おまえの考えはまちがっている」と責め続けています。でも、少しずつ確実に小さくなってきている気もしています。

→著者が本文中で触れている本:
  ・フォワード 『毒になる親』 (2011/01/05の記事

→この本について触れている本:
  ・小川 糸 『つるかめ助産院』 (2012/12/26の記事

→合わせて読むと参考になる本:
  ・フォワード 『毒になる姑』 (2011/11/07の記事

(書店で購入・背表紙幅:2.1cm)

拍手[0回]

PR

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]