忍者ブログ
流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
 カレンダー 
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
 ブログ内検索 
 プロフィール 
HN:
流れ星
性別:
女性
職業:
アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

各記事TOPの
「○○冊目!」…在学中
「○○冊目!」…卒業後
もうすぐ通算650冊に到達予定。
 カテゴリー 
 P R 
 Amazon 
[95]  [94]  [93]  [92]  [91]  [90]  [89]  [88]  [87]  [86]  [85
208冊目!

たんす屋でござる。 たんす屋でござる。
呉服問屋3代目の成功哲学

中村 健一

商業界 2006-04-25


by G-Tools
著者の中村さんは、リサイクルきものショップ「たんす屋」で知られる東京山喜株式会社の3代目社長。低迷が続く呉服業界の中で思案していたさなか、ブックオフをヒントにリサイクルきもの事業を考案した張本人。この本には、中村さんが悩んだこと、社内外での出来事、現在に至るまでの様々な試みがぎゅっとつまっています。

読んでいて私が感じたのは2つ。

まず1つ目は、中村さんの人柄が文字を通しても強く伝わってくるということ。実は私、ご本人を一瞬だけ生で目撃したことがあります。でも、この本からは彼がとても自分の会社や業界に対して真剣で、情熱を持っていて、しかもユーモアと知己も持ち合わせていることが感じ取れます。

そして2つ目は、「商売とは何たるか」を実体験を踏まえてわかりやすく書いていること。個人的に私は「商売=金儲け」のマイナスイメージを心のどこかで持っていたけど、実はお金よりももっと大事なことを目指している経営者がいることを痛感させられました。

ついでに言うと、中村さんってかっこいい。

就活中に色々な「社長」の肩書きを持つ人物にお会いする機会があったけど、(先入観のせいか)近寄りがたい空気が常に漂っていたような気がします。

でも、この本の作者紹介の写真、満面の笑顔で写ってるんですよ。こんなに「仕事が楽しい」とでも言いたげな社長さん、そう滅多にいらっしゃるものじゃございません。

きっと、たんす屋の店頭にいるスタッフのみなさんがいつも楽しそうなのも、こんな社長さんのもとでお仕事されてるのが影響してるんだろうな。

→著者の他の本:
  ・『着るだけで幸せになる』(2008/11/13の記事

→著者が経営する「たんす屋」のホームページ:
  ・http://tansuya.jp/(音量注意)

(会社説明会にて無料配布)

拍手[0回]

PR

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]