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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
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流れ星
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女性
職業:
アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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もうすぐ通算650冊に到達予定。
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90冊目!

夫婦の格式 夫婦の格式
橋田壽賀子

(集英社新書) 集英社 2008-07-17


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<高校の友人・Mさんにすすめられて>

「おしん」、「渡る世間は鬼ばかり」の脚本を手がけてきた橋田さんが、夫婦のあり方について語る本です。ドラマは見ていないけれど、文章を書く仕事をなさっているだけあってとても日本語がきれい。

「夫婦といえども秩序というものが必要で、昔はルールがきちんとありました。社会というものに裏打ちされた格式というものがあったのです」(p. 93)

読んでいると、人気ドラマの登場人物作りは、橋田さん夫婦を取り巻くさまざまな実体験を反映していることがわかります。橋田さん自身の結婚生活をのぞき見るエッセイとして読むこともできます。

時に厳しく、時にやさしく。女性の立場から現代人に語りかける口調は、最近ではなかなか読むことができない貴重なものだと思います。他の著書が人気を呼んでいるのも、きっとここにあるのでしょう。

逆に言えば、現代は夫婦のルールが崩れ、それだけ方向性を見失っている人が多いのかもしれません。

(古本屋で購入・背表紙幅:1.1cm)

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79冊目!

道をひらく 道をひらく
松下 幸之助

PHP研究所 1968-05


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<高校の友人・Mさんにすすめられて>

「自分には自分に与えられた道がある。天与の尊い道がある」(p.10)

こんな文章から始まるこの本。松下幸之助さんの著作を読むのがこれが初めてです。

PHP研究所から出版された本はたくさん読んできましたが、松下さんの提唱から始まったことを知りました。Peace(平和)、Happiness(幸福)、Prosperity(繁栄)の頭文字と共に、広く世界まで見すえた深い思いが伝わってきます。

この本は1968年に出版されて、私の手元にあるのが176刷。すごい! 40年も読み継がれてきたんですね。その間に日本も世界も変わったけれど、松下さんのメッセージは輝きを失っていません。現代を生きる私たちにも強く響く言葉の連続です。

感銘を受けた箇所を手帳に書き写しながら読んでましたが、ここで紹介したいのは「くふうする生活」(p.52)

「先例におとなしく従うのもいいが、先例を破る新しい方法をくふうすることの方が大切である。やってみれば、そこに新しいくふうの道もつく。失敗することを恐れるよりも、生活にくふうのないことを恐れた方がいい」

松下さんの人柄に強く魅かれた1冊でした。

→この本について触れている本:
  ・長谷部 誠 『心を整える。』 (2013/05/09の記事

→松下幸之助について触れている本:
  ・稲盛 和夫 『生き方 人間として一番大切なこと』 (2012/05/25の記事

(Amazonで購入・背表紙幅:1.4cm)

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220冊目!

ディズニーランド物語 ディズニーランド物語
LA‐フロリダ‐東京‐パリ

有馬 哲夫

(日経ビジネス人文庫) 日本経済新聞社 2001-07


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ウォルト・ディズニーの映画作品や関連事業を研究した本は、何冊か読んだことがあります。でも、テーマパーク事業に絞った研究は初めて。斬新で面白い切り口だと思いました。

今まで、ウォルトはどうも神格化されているような印象があったけど、実際はかなりの完ぺき主義。扱いに困る一面もあったようです。そのいい例が、テーマパーク作りでこだわりを追求しすぎて予算を3倍もオーバーしてしまったというお話(カリフォルニア・アナハイムのディズニーランド)。

その後のディズニーパークも、華やかな見た目の裏で数々のトラブルや資金繰りが展開されていたことに驚きました。何しろ動くお金の額がハンパない! 金銭感覚が鈍くなりそう。。。

それだけに、成功と失敗がはっきり数字に表れるビッグなプロジェクトなんですね。ディズニーのトップを務めた面々が、毎日緊張の連続で臨んでいたことがはっきりと感じ取れます。それは、テーマパークのイメージとは対極を成すものと言ってもいいかも。

→著者の他の本:
  ・『ディズニーの魔法』 (2011/10/15の記事
  ・『ディズニーランドの秘密』 (2012/03/11の記事

(彼氏に借りて)

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