村上 春樹 『ねじまき鳥クロニクル 第３部 鳥刺し男編』

118冊目！

ねじまき鳥クロニクル〈第3部〉 鳥刺し男編 村上 春樹 （新潮文庫）新潮社 1997-09 by G-Tools

現実と非現実が交錯する世界。読んでいるこちらも、見事に手玉に取られているようで悔しい！

村上春樹が作り出す世界はそう簡単に言葉で言い表せるような代物じゃない。いくつもの伏線をしこみ、それを小出しにしていくから先が読めない。すごいな、村上ワールド！

第１部を手にしたなら、我慢して第３部まで読んでみないと、筆者が何を言いたかったのかは絶対わからない。ああ、そうか、ここに持ってくるのね、と納得できるはず。

→「ねじまき鳥クロニクル」シリーズ：
　　・『泥棒かささぎ編』　（2005/07/20の記事）
　　・『予言する鳥編』　（2005/08/12の記事）
　　・『鳥刺し男編』

→著者の他の作品：
　　・『海辺のカフカ』　（2016/08/05の記事）

（C市図書館で借りて）

2005/08/16 (Tue) ≪村上春樹≫を読む

村上 春樹 『ねじまき鳥クロニクル 第２部 予言する鳥編』

117冊目！

ねじまき鳥クロニクル〈第2部〉 予言する鳥編 村上 春樹 （新潮文庫）　新潮社 1997-09 by G-Tools

主人公がなぜか、空き家の庭の井戸へ潜っていく。彼が一体何を考えているのか、よくわからなくて戸惑った。そしてその井戸の中で飲まず食わず、暗闇で数日間を過ごす。

ここで、第１部で「？？」だったことと少しつながってくるけれども、結局この先のあらすじが見えず、読み進むしかない。この異様な雰囲気は何なんだろう。

→「ねじまき鳥クロニクル」シリーズ：
　　・『泥棒かささぎ編』　（2005/07/20の記事）
　　・『予言する鳥編』
　　・『鳥刺し男編』　（2005/08/16の記事）

→著者の他の作品：
　　・『海辺のカフカ』　（2016/08/05の記事）

（C市図書館で借りて）

2005/08/12 (Fri) ≪村上春樹≫を読む

村上 春樹 『ねじまき鳥クロニクル 第１部 泥棒かささぎ編』

110冊目！（「2004年新潮文庫の100冊」67冊目）

ねじまき鳥クロニクル〈第1部〉 泥棒かささぎ編 村上 春樹 （新潮文庫）　新潮社 1997-09 by G-Tools

村上春樹は初めて読んだ。他の作品の作風がわからないけど、章ごとのタイトルの付け方とか、発想が面白いなと思う。

主人公の男性の周りで、不思議なことがあれこれと起こる。まずは猫がいなくなり、見知らぬ女性が意味のわからない電話をかけてきたり、突然２人姉妹の女性達に面会を求められたり。全部で３部作になっているところを見ると、最後まで読めばこれらが１本につながるのかな。

『ソフィーの世界』みたいに何か違う世界観が描かれているような気もするけど、１巻だけ読んだだけではまだよくわからない。２巻、３巻を読まずにはいられない。

→「ねじまき鳥クロニクル」シリーズ：
　　・『泥棒かささぎ編』
　　・『予言する鳥編』　（2005/08/12の記事）
　　・『鳥刺し男編』　（2005/08/16の記事）

→著者の他の作品：
　　・『海辺のカフカ』　（2016/08/05の記事）

（C市図書館で借りて）

2005/07/20 (Wed) ≪村上春樹≫を読む