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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
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流れ星
性別:
女性
職業:
アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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349冊目!

ジェネラル・ルージュの凱旋(上) ジェネラル・ルージュの凱旋(下) ジェネラル・ルージュの凱旋(上)

ジェネラル・ルージュの凱旋(下)

海堂 尊

(宝島社文庫) 宝島社 2009-01-08

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「田口・白鳥」シリーズの第3弾。ですが、読み始めてびっくり。2作目の「ナイチンゲールの沈黙」と並行してお話が展開します。(もともと1つの作品として構想し始めたからだとか)

今作のテーマは「救急医療」。救急車が地域の病院に断られ続け、たらい回しにされたことが問題になったのを思い出しました。

救急医療の理想の体制と、利潤追求形の経営。両者が共存できない現実の中、病院はどのような手を打つべきなのか。そしてドクターヘリは飛ぶのか。

悲鳴をあげる救急医療体制の現実が描かれています。

(F市図書館で借りて・背表紙幅:上下巻合わせて2.0cm)

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319冊目!

ナイチンゲールの沈黙(上) ナイチンゲールの沈黙(下)  ナイチンゲールの沈黙(上)

 ナイチンゲールの沈黙(下)

 海堂 尊

 (宝島社文庫) 宝島社 2008-09-03

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「田口・白鳥」コンビシリーズの第2弾。
映画化されていない分、予想のつかない展開に、よりドキドキしました。

今回の舞台は、前作から半年後の小児科病棟。大人の入院患者とは違う対応に奮闘する医療関係者の描写がリアルです。

季節が冬、それも年末という設定なのも、物語後半の演出にいい味を出しているように思いました。クリスマスが近づく街と病院の対比、それから窓の外に舞う雪が、2人の歌姫の神秘的なイメージを呼び起こしてくれます。

ところで、結局田口先生の「小児愚痴外来」はどうなったのかな? 事件の後も継続しているのか、お開きになってしまったのか・・・。

(F市図書館で借りて・背表紙幅:2.4cm)

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309冊目!

チーム・バチスタの栄光(上) チーム・バチスタの栄光(下) チーム・バチスタの栄光

海堂 尊

(宝島社文庫) 宝島社 2007-11-10


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図書館のボランティアを始めてから、他のボランティア仲間の方に著者の海堂さんのことについて教えてもらいました。著書について自分で調べているうちに、おもしろそうだと思ってデビュー作を読むことに決めた次第です。

「大学病院には、神さまや仏さまが滞在できるゆとりは、とうに失われている」(p. 49)

表向きは医療ミステリーのジャンルですが、現代日本の医療界が抱える諸問題にも触れているところがミソ。「このミステリーがすごい!大賞」を受賞しているだけあって、細かいところまで作りこまれている印象でした。

映画も観ましたが、バチスタ手術中の緊張感やスリルと、田口・白鳥コンビのユニークなやりとりの対比がうまく映像化されていて、2時間ほどの作品があっという間に感じられました。

海堂さんの執筆作品を、これから追って読み進めていきたいと思います。

→作品の公式サイト:
  ・http://tkj.jp/batista/ (宝島社サイト内)

(C市図書館で借りて・背表紙幅:2.0cm)

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