西村京太郎 『殺人列車への招待』

150冊目！

殺人列車への招待 西村 京太郎 （集英社文庫）　集英社 2009-04-17 by G-Tools

＜西村京太郎作品にチャレンジ！9冊目＞

「ア」で始まる名前の女性が殺される。「カ」で始まる名前の男性が殺される。次は「サ」で始まる…

イニシャルを指定して殺人予告が行われるスタイル。アガサ・クリスティーの「ABC殺人事件」を思い出しました。（そういえばアガサ・クリスティーも最近読んでないな）

殺人ゲームと称して対決を挑む犯人と、事件解決か辞職かを迫るマスコミ。板ばさみにあう十津川さんの孤立感が強く出ている印象がありました。

それでも、あくまでも次の殺人事件を止める・一刻も早く犯人を逮捕するという使命感で地道に犯人を突き止めていきます。天晴れ。

犯人の以外な動機に、拍子抜けもしてしまいましたが…。

（彼氏から譲り受けて・背表紙幅：1.2cm）

2011/08/26 (Fri) ≪西村京太郎≫を読む