コエーリョ 『アルケミスト 夢を旅した少年』

382冊目！

アルケミスト　夢を旅した少年 コエーリョ　Paulo Coelho 訳：山川 紘矢, 亜希子 （角川文庫ソフィア）　角川書店 1997-02 by G-Tools

（原題：O Alquimista）
「発見！角川文庫2011」より

何度もタイトルを見かけたことのある本で、ずっと読みたいと思っていました。

短い物語なので最初は寓話なのかと思っていましたが、小説としても十分読める内容でした。エジプトの砂漠やピラミッドを舞台に、宝物を探すストーリー。「星の王子さま」にも雰囲気が似ています。

「おまえが誰であろうと、何をしていようと、おまえが何かを本当にやりたいと思う時は、その望みは宇宙の魂から生まれたからなのだ。それが地球におけるおまえの使命なのだよ」（p. 28）

もし自分が主人公だったら、夢を迷ってしまいそうな場面が繰り返し出てきます。あなたは、夢を信じ続けて宝物を見つけることができるでしょうか？

→この本について触れている本：
　　・本田 健　『10代にしておきたい17のこと』　（2012/05/09の記事）…巻末「10代に読んでおきたい本」で紹介
　　・本田 健　『20代にしておきたい17のこと』　（2012/07/03の記事）…p. 143　「20代で読んでおきたい17冊」で紹介

→次に読む本を発見！
　　・関野 吉晴　『グレートジャーニー 人類５万キロの旅 １』　（2016/10/16の記事）

（NPOの民間図書館で借りて・背表紙幅：0.8cm）

2013/09/13 (Fri) 【角川文庫】