流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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流れ星
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女性
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アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。
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「○○冊目!」…在学中
「○○冊目!」…卒業後
もうすぐ通算650冊に到達予定。
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604冊目!
グレートジャーニーはついにゴールの地、アフリカに到達します。最後の巻は道のりに比例したかのようにページも多め。読みごたえがありました。
人類の祖先はアフリカから世界中へ旅をしながら広まっていきました。目前には過酷な気候や険しい地形が立ちふさがっていたはずです。筆者も同じ道を逆にたどる過程で幾度も苦境にたちましたが、意外と多かったのは国境を越える際のトラブルや手続きの煩雑さでした。
隣国同士の紛争や、警備上の問題などで、スムーズに国境を越えられない場面が複数回登場します。国家も国境も、同じ人類の子孫たる現代人が築いたもの。かつて先祖がしていたような、自由な行き来ができない現実をつきつけられるというのは、なんとも皮肉です。
筆者は更に、ゴールに近づいた地点で世界同時多発テロのニュースを耳にします。もし筆者の到着が1年ほどずれていたら、中東の旅は不可能になっていたかもしれません。アメリカがアフガニスタンやイラクに侵攻する前の、まだ穏やかな世界の様子が読み取れます。
→「グレートジャーニー」シリーズ:
1.嵐の大地パタゴニアからチチカカ湖へ (2016/10/14の記事)
2.灼熱の赤道直下から白夜のアラスカへ (2016/12/14の記事)
3.ベーリング海峡横断、ツンドラを犬ゾリで駆ける (2017/04/15の記事)
4.厳寒のツンドラ、モンゴル運命の少女との出会い (2018/05/13の記事)
5.聖なるチベットから、人類発祥の地アフリカへ
(C市図書館で借りて・背表紙幅:1.4cm)
グレートジャーニー人類5万キロの旅5 聖なるチベットから、人類発祥の地アフリカへ 関野 吉晴 (角川文庫) 角川書店 2010-05-25 by G-Tools |
人類の祖先はアフリカから世界中へ旅をしながら広まっていきました。目前には過酷な気候や険しい地形が立ちふさがっていたはずです。筆者も同じ道を逆にたどる過程で幾度も苦境にたちましたが、意外と多かったのは国境を越える際のトラブルや手続きの煩雑さでした。
隣国同士の紛争や、警備上の問題などで、スムーズに国境を越えられない場面が複数回登場します。国家も国境も、同じ人類の子孫たる現代人が築いたもの。かつて先祖がしていたような、自由な行き来ができない現実をつきつけられるというのは、なんとも皮肉です。
筆者は更に、ゴールに近づいた地点で世界同時多発テロのニュースを耳にします。もし筆者の到着が1年ほどずれていたら、中東の旅は不可能になっていたかもしれません。アメリカがアフガニスタンやイラクに侵攻する前の、まだ穏やかな世界の様子が読み取れます。
→「グレートジャーニー」シリーズ:
1.嵐の大地パタゴニアからチチカカ湖へ (2016/10/14の記事)
2.灼熱の赤道直下から白夜のアラスカへ (2016/12/14の記事)
3.ベーリング海峡横断、ツンドラを犬ゾリで駆ける (2017/04/15の記事)
4.厳寒のツンドラ、モンゴル運命の少女との出会い (2018/05/13の記事)
5.聖なるチベットから、人類発祥の地アフリカへ
(C市図書館で借りて・背表紙幅:1.4cm)
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