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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
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流れ星
性別:
女性
職業:
アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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669冊目!

ロウソクの科学 (角川文庫)

ファラデー  Michael Faraday
訳:三石 巖

(角川文庫) KADOKAWA (2012-05-27)
(原題:The Chemical History of a Candle)

数年前から、「ノーベル賞受賞者が薦める本」として話題です。ニュースや新聞で取り上げられるたびに本屋で品切れになるので、先日思い切って衝動買いしました。

仕事で小中学生に理科を教える機会がありますが、日常生活でロウソクを使ったことがある子供は皆無です。(誕生日ケーキのロウソクは細いしすぐに吹き消してしまうので記憶に残りにくいらしい。稀に「仏壇にある」という子もいるけど、よくよく話を聞くと電池式のロウソク型ランプだったりする)

昔の人にとっては、ロウソクは日々の生活に必須の道具だったと思います。でも現代なら、「君が手にしているスマホの中に、科学技術のタネがいっぱいつまっているんだよ」と伝える方がよっぽど子供たちの心に響くのかもしれません。

でも。ロウソクは手作りもできて、目の前で火をつけて観察できます。燃え尽きれば消えてしまうところも、ハイテク機器とは違う訴求性を持っていると言えます。

デジタル機器に囲まれている今だからこそ、アナログなロウソクの光がもたらすものはより重要になるのではないでしょうか。

(書店で購入・背表紙幅:1.6cm)

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