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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
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流れ星
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女性
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アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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もうすぐ通算650冊に到達予定。
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143冊目!

アンの友達 第四赤毛のアン アンの友達
第四赤毛のアン

モンゴメリ Lucy Maud Montgomery
訳:村岡 花子

(新潮文庫) 新潮社 1957-01


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 この巻ではアンはあくまでも脇役。彼女の周りにいる人々の様々な「愛」をテーマにした短編集になっていて、ちょっとした「番外編」とでもいえそうな1冊。

 各短編の登場人物がとても個性豊かだなぁという印象を受ける。モンゴメリは人を観察する目が長けていたのかもしれない。1人1人が魅力的にみえる、上手い書き方をしているのが本編よりもよくわかる。

 ただ、横文字の人名を読みなれていないと人物関係がわからなくて混乱するかも。猫や馬にもカタカナで名前がついているから…

(C市図書館で借りて)

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138冊目!

アンの愛情 第3赤毛のアン アンの愛情
第三赤毛のアン

モンゴメリ Lucy Maud Montgomery
訳:村岡 花子

(新潮文庫) 新潮社 1956-05


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アンの周囲の人々の恋愛や結婚物語が中心というところ。アンはレドモンド大学に入学して文学を専攻しているから、ちょうど今の私と同じような立場だってことになる。

 相変わらずアンはギルバートに対してヘンな意地をはっていて、なかなか以前のように仲良くはできないみたいだけど、最後のどんでん返しの展開は読んでて面白かったな。モンゴメリは女の子の憧れをよくとらえて書いてると思う。アンの考えには少なからず私も同調する部分があるから。

(C市立図書館で借りて)

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129冊目!

アンの青春 第2赤毛のアン アンの青春
第二赤毛のアン

モンゴメリ Lucy Maud Montgomery
訳:村岡 花子

(新潮文庫) 新潮社 1955-03


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1作目のその後をえがいた作品。クイーン学院を卒業したアンは、自らが学んだ小学校の先生として働き始める。新しくグリーン・ゲイブルスにやってきた双子や、年老いて体の不調を訴えるマリラの面倒を見ながら。

 アンは今の私よりも年下のはずなのに、ずっと大人っぽくみえるのはなぜだろう。私が高校生の頃、こんなこと考えてたかなぁ。料理を作ったり、農作業をしたり、教師としての仕事をしたり。1人前の人間としてすっかり成長した彼女が考えることは、共感もできるけれども感心もする。

大学での生活の様子は、ウェブスターの『あしながおじさん』(2010/02/22の記事)にもそっくり。

(市立図書館で借りて)

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124冊目! (「2004年新潮文庫の100冊」73冊目)

赤毛のアン 赤毛のアン

モンゴメリ Lucy Maud Montgomery
訳:村岡 花子

(新潮文庫) 新潮社 1954-07


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(原題:Anne of Green Gables)

実家に、赤毛のアンに登場する手芸や料理を実際に作ってみよう!という本があって、それを見た覚えがある。話の流れを大体は知っていたから、すらすら読めた。個人的に、私はカントリー風のインテリアや雑貨がそれほど好きなわけじゃない。でもこの本を読んでいたら、手作りのあったかいものに囲まれて暮らすのも、まんざらでもないなぁなんて思い始めてきたから不思議。

本文を読んでいると、アンの成長ぶりが手に取るようにわかる。冒頭でものすごく長いセリフがあって、彼女のおしゃべり好きを伺わせるけれども、終盤には口数が少なくなるし、言っていることも大人びてくる。モンゴメリの書き分けってすごいなー。

アンだけではなくて、育ての親のマシュウとマリラのキャラクターも面白い。アンの成長ぶりを見ながら、独身同士の彼らも成長している気がする。この作品が、アンがマシュウと出会う場面で始まり、別れる場面で終わっていることもどこか印象深い。

このシリーズは全部で10冊。読みきれるかな。

→本書について触れている本:
  ・長山靖生 『謎解き 少年少女世界の名作』 (2012/05/13の記事

→他の出版社の本:
  ・中村 佐喜子 訳 角川文庫版 (2020/04/27の記事

→著者の他の作品:
  ・『青い城』 (2020/06/21の記事

(C市図書館で借りて)

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