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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
HN:
流れ星
性別:
女性
職業:
アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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66冊目!(「2004年新潮文庫の100冊」40冊目)
絵のない絵本 絵のない絵本
アンデルセン Hans Christian Andersen
訳:矢崎 源九郎

(新潮文庫) 新潮社 1952-08


by G-Tools
(原題:Billedbog uden Billedor)

訳文がとてもきれい。矢崎さんってイタリア語もデンマーク語もできるんだ。すごいなぁ、尊敬。

貧しい絵描きの家の窓から、毎晩お月さまが会いにきてくれる。お月さまは前の晩やその晩に見たことを話してきかせ、絵描きがそれを絵に描いて絵本をつくる。

絵がなきゃ絵本じゃないよなぁなんて思いながら読み始めたけど、まさに「絵のない絵本」。文章を読んでいるとありありとその情景が頭に浮かんでくるから不思議。

アンデルセンはどちらかといえば童話集のほうが有名。「マッチ売りの少女」とか「人魚姫」とか。でもこちらの作品にも童話に通じる世界観が広がっていて、それぞれの物語は短いのに心に残りやすい。

→別の出版社から、別の訳で出ている本:
  ・川崎 芳隆 訳 (角川文庫)(2013/05/10の記事

(C市図書館で借りて)

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