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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
HN:
流れ星
性別:
女性
職業:
アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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42冊目!

汗出せ、知恵出せ、もっと働け! 汗出せ、知恵出せ、もっと働け!
丹羽 宇一郎

文藝春秋 2007-11


by G-Tools
雑誌「日経WOMAN」で「20代のうちに読んでおきたい本」として紹介されていたものです(2008年4月号 「仕事に役立つ必読本125」 p.140)。講演内容を文章化したものなので、一般的なビジネス書よりも読みやすくとっつきが良かったです。

「人を喜ばせたい、人を幸せにしたい、人を楽にしたい。そういうことのために働くんだと感じられる人は、もう立派に大人です。

自分のために働く人は、不平不満がたまるものです。なぜならそういう人は、自分がこんなにがんばっているのに、自分がこれだけ働いているのに、それに見合った評価をしてくれないと他人を恨むようになるからです」(p.53)


そうか、母が「いつも家事をやってるのに誰も褒めてくれない」と文句ばかり言うのも納得がいきます。母は自分のために、自分の評価を期待しながら毎日を過ごしていることになります。

それって、本当に幸せなことなのかなぁ。

私はうつの経験を通して、どうして自分が働きたいのか見えてきました。それは、「彼と、将来生まれてくる子どものため」。そして、「一緒に働いている社長や同期たちのため」。

丹羽さんによれば、そう思えたことは私が成長した証でもあるわけですね。

「一番大事なことは、皆さんの日常の生活が『言行一致』であることです。それが信用です。信用がなければ、誰もついてこない。そこそこの信用を得ようと思えば、そこそこの生活態度を示さなくてはなりません」(p. 85)

これも両親を見ていて思い当たる点があります。

両親は「言行不一致」。口で言っていることと、やっていることにズレがある。私や弟たちが心の底から彼らを信用できないのは、この「言行一致」が徹底されていないからかもしれません。

1冊を通して、他にも丹羽さんから得るものはたくさんありました。ビジネスパーソンとしての心構え、価値観、考え方の基本。おぼろげながら、見えてきた気がします。

丹羽さんのもう1冊の著書、『人は仕事で磨かれる』もぜひ読んでみたいと思います。

→その他の「20代のうちに読んでおきたい本」:
  ・ビック 『私がマイクロソフトで学んだこと』 (2009/02/23の記事
  ・浅田次郎 『僕は人生についてこんなふうに考えている』 (2009/03/03の記事
  ・グリーソン 『なぜか、「仕事がうまくいく人」の習慣』 (2009/03/07の記事
  ・坂本桂一 『頭のいい人が儲からない理由(わけ)』 (2012/01/26の記事

(地元の市立図書館で借りて・背表紙幅:2.1cm)

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