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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
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流れ星
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女性
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読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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526冊目!

宵闇迫れば 宵闇迫れば
妻は、くノ一 6

風野 真知雄

(角川文庫) 角川書店 2009-12-25

by G-Tools
「過酷で、節操がなく、汚辱にまみれた仕事だった」(p. 14)

現代では「忍者」というとかっこいいイメージがありますが、見方を変えるととてもハードな仕事です。特に女忍者=くノ一は女であることも利用して敵地へ潜入していた様子。男性の忍びたちからも恐れられたのは史実としてもありうることです。

ドラマでも強烈な存在感を放っていた宵闇順平。夜の闇に溶けて任務を遂行する姿は、典型的な忍者のイメージです。ところが昼は明るさに負けて自宅で寝転んでいる・・・妙に人間くさくて気に入った場面でした。

時代劇でも忍びたちは「昼の顔」と「夜の顔」を使い分けていることが多いです。人間の二面性の象徴と言ってもいいかもしれません。だから忍者の不思議な魅力は現代でも衰えないのでしょう。

→「妻は、くノ一」シリーズ:
  ・1「妻は、くノ一」 (2013/07/31の記事
  ・2「星影の女」 (2015/09/26の記事
  ・3「身も心も」(2015/10/29の記事
  ・4「風の囁き」 (2015/11/08の記事
  ・5「月光値千両」 (2015/12/29の記事
  ・6「宵闇迫れば」
  ・7「美姫の夢」 (2016/02/26の記事
  ・8「胸の振子」 (2016/03/16の記事
  ・9「国境の南」  (2016/03/21の記事
  ・10「波の彼方」 (2016/03/30の記事

(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.0cm)

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