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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
HN:
流れ星
性別:
女性
職業:
アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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219冊目!

元気が出る患者学 元気が出る患者学
柳田 邦男
新潮社 2003-06


by G-Tools
「人は重大な病気を背負うと、否応なく生き方の変更を迫られる」(p. 23)

読んでみたら、主に余命宣告を受けた(受けるかもしれない)がん患者向けの内容でした。体は病に侵されていても、心は元気なのだから前向きに病気とつき合う方法を考えよう、という趣旨のようです。

心が病気になっちゃった人間はどうすりゃいいのよ??・・・とも思いましたが、読み進めると随所に参考になる部分もあります。

特に、診察を受ける際の心構えについて。「診察の際に伝えたい内容(自覚症状)はあらかじめメモにしておく」「診察室に入ったら、必ず挨拶をする」など。患者の立場からすると、ついついつらい症状をお医者さんに解決してほしくて、とりとめもなくすがる思いになりがちです。

でも、お医者さんも人間ですから、あなたも何百人の患者の一人にすぎません。限られた診察時間を最大限に有効活用するには、患者も積極的に診察に関わる姿勢が必要です。(←最近、私も意識して診察を受けるようになりました)

「専門知識がなくてよくわからないから、治療はお医者さん任せ」では、医師の負担が増すばかり。患者とお医者さんの二人三脚で病気と向き合うことが、これからの時代に必要になってくるとの主張に共感しました。

→著者・柳田邦男が解説を書いている本:
  ・NHK「東海村臨海事故」取材班 『朽ちていった命』 (2012/03/03の記事

(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.2cm)

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