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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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流れ星
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読書
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文学部在学中に223冊を読破。

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266冊目!

 
「暮らし力」がなくなる日 「暮らし力」がなくなる日
―暮らしのプロが訴える日本の家庭の危機

近藤 典子

(主婦の友新書) 主婦の友社 2010-10-06


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「本当に必要だと思うなら、処分しなくていいのです。家じゅうモノだらけでも、きちんと管理できていて、自分が幸せならいいのです。いけないのは、何も考えないことです。そういうことを続けていると、自分にとって本当に大切なものを見失ってしまいます」 (p. 95-96)

主婦向け雑誌によく登場している印象のあった近藤さん。現在の仕事をするようになったいきさつがちょっと意外でした。もともと家事が苦手で「ダメダメ主婦」(p. 56)だったなんて。

そんな彼女を変えたのが、「暮らし力」でした。受身でその日ぐらしをするのではなく、日々の生活の中で考え・決断し・行動するという一連の流れが、積極的に暮らしを変えていくことだと述べています。

第2章では、近藤さんが「実験」として建てた家を例に挙げ、暮らし力を生かすとどれだけ日常生活が変わるか紹介されています。ただ、文章だけ読んでいてもピンとこない印象もあるので、ほかに出版された写真集と並べながら読む方がわかりやすそう。

小学校の家庭科の教科書にも登場しているという近藤さん。該当のページを1度見てみたいものです。

→著者の他の本:
  ・『近藤典子が建てた家』 (2012/10/19の記事)・・・第2章で触れている、「実験で建てた家」の詳細が載っています。

(F市図書館で借りて・背表紙幅:0.9cm)

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180冊目!

地震イツモノート 地震イツモノート
阪神・淡路大震災の被災者167人にきいたキモチの防災マニュアル

渥美 公秀

木楽舎 2007-04


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東日本大震災後、本屋に並んでいるのを見かけて図書館で探していました。本書そのものは、1995年の阪神・淡路大震災の被災者の証言をもとに作られています。

地震発生の瞬間から、直後の街の様子、避難生活の始まり、避難所の閉鎖に至るまで…。時間軸に沿って被災者が経験した内容がまとめられていました。やはり生の声は重く、TVなどの報道を通しては伝わってこないものを感じます。

「地震の直後は、原始以下の生活になる。コンクリートのがれきだらけの街では、水や火を手に入れることが難しい」
「報道のヘリコプターが上空を飛びまわり、救助活動をしようにも うるさすぎて互いの声が聞こえなかった」


東日本大震災でも「想定外」という言葉が飛び交いましたが、被災という経験自体、それまで予想だにしなかった出来事の連続なのではないでしょうか。

→著者の研究活動について、紹介しているサイト:
  ・大阪大学大学院 人間科学研究科 先端人間科学講座 減災人間科学研究分野
  http://cdv.hus.osaka-u.ac.jp/

→阪神・淡路大震災をテーマにした小説:
  ・村上 春樹 『神の子どもたちはみな踊る』 (2005/11/16の記事

(市立図書館で借りて・背表紙幅:1.8cm)

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126冊目!

「捨てる!」技術 「捨てる!」技術
辰巳 渚

(宝島社新書) 宝島社 2005-12


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10年ほど前に話題になった時、父が買ってきたのを3回くらい読みました。内容はいくつか暗記するほど頭に入っていましたが、復習の意味も兼ねて読み直してみました。

家の中、仕事場にあふれ続けるモノを捨て、つきあい方を考える。なかなか体力的・時間的・精神的に余裕がないと難しいことだと思います。私も仕事をやめてからやっとモノの管理に手が回るようになってきました。

モノとの付き合い方を考えることは、自分の生き方や暮らし方と向き合うこと。ふだんあまり意識したことがなかったり、逃げてしまったりすることでもあると思います。

「モノが捨てられなーい!」「しまう場所がない、片付かない!」という人は、参考に読んでみる価値が大いにありますよ。

→著者の他の本:
  ・『「暮らす!技術』 (2020/02/20の記事
  ・『もう一度「捨てる!」技術』 (2021/06/12の記事
  ・『ワークライフバランス 今日から変われる入門講座』 (2010/08/30の記事

→この本について触れている本:
  ・近藤 麻理恵 『人生がときめく片づけの魔法』 (2012/11/25の記事

(父から借りて・背表紙幅:1.1cm)

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122冊目!

続かない女のための続ける技術 脱・三日ぼうず!続かない女のための続ける技術
剣持まよ

サンクチュアリパプリッシング 2009-11-13


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出版直後、本屋で見つけて気になり、数回立ち読みした後で購入しました。

漫画家の著者が、節約や家計簿・ダイエットなどに挑戦していくエッセイです。地道に普段の生活の中で続けるために、思考錯誤しながら工夫していく部分が参考になります。

たとえば、日記や家計簿は普段必ず取る行動とセットにする。おっくうになりがちなジョギングは、ウェアやシューズをすぐ使える場所に出しておく。…なるほど、これなら「めんどうそう」な気持ちも軽くなるかも。

個人的には、『「1日30分」を続けなさい!』(2007/09/27の記事)と合わせて読むのがおすすめです。

(本屋で購入・背表紙幅:1.5cm)

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96冊目!

持たない暮らし お部屋も心もすっきりする 持たない暮らし
金子 由紀子

アスペクト 2006-12-01


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「会話のない家庭に、何台ものテレビがあり、石油も出ないのに、こんなにたくさんのクルマがひしめいているのは、私たちが大切な何かと引き換えにしたからです。私たちは、人と人とのつながりを失って、それをモノで埋め合わせようとしているのにほかなりません」(p. 81)

All About 「シンプルライフ」を担当している金子さんが、モノにわずらわされず心も時間も豊かにしようと提唱している本。単なる「節約生活」と違って、好きなモノはじっくり時間とお金をかけて買い、そうでないモノは手ばなす点が特徴です。

これは、『シンプル族の反乱』(2009/08/13の記事)に書かれていたライフスタイルそのもの。実家生活をもう1度抜けだしたら、実践したいことばかりでした。

我が家もモノが多くてごちゃごちゃです…。イライラするのも無理ないのかも。

「本当に欲しいものを手に入れるために、持たない」(p. 202)

この言葉に非常に共感しています。たくさんのあふかえるモノの中から、自分の好きなモノを選びだして手元に置く幸せ。ある意味とても贅沢な暮らしなのかもしれません。

(書店で購入・背表紙幅:1.6cm)

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206冊目!

めんどくさがり屋さんの収納術 めんどくさがり屋さんの収納術
板垣 康子

(成美文庫) 成美堂出版 2007-04


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先日、実家に帰省した時に母から借りてきました。

世の中に「収納」本はあふれかえっているけれど、実際のところ本当に役立っているのかどうかは疑問。特に、めんどくさがりな人については。じゃあ視点を変えて、ラクで使い勝手のいい部屋作りをしていこうよ、という趣旨の本です。

私もいくつか参考にしましたが、一つは「食器をまとめる」方法。本の中では「朝ごはん用」「お茶セット」…のように紹介されてました。

我が家(下宿先)の場合は食器が大量にあるので、普段私が1人で使う分だけまとめて専用の棚へ。一週間弱たちましたが、ごちゃごちゃせず使い勝手もいいです。役に立ってます!

他に実践してみようと思っているのは、クローゼット内の衣服管理。ハンガーバーに服をかけるとき、必ず左隅にかけるというアイデアは目からウロコでした。こうすると、滅多に着ない服は自然に右側に集まるので、処分すべき服が一目でわかるというんです。これはいいなぁ。

いきなり全てを取り入れるのではなくて、できる範囲で参考にしていこうと思ってます。その方が、きれいな部屋も長持ちするしね。

(実家から借りて)

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