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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
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流れ星
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読書
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文学部在学中に223冊を読破。

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402冊目!

男嫌いの姉と妹 男嫌いの姉と妹
町医 北村宗哲 4

佐藤 雅美

(角川文庫) 角川書店 2012-12-25

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宗哲シリーズの最終巻。ヤクザ世界からは足を洗ったはずなのに、何度も抗争に巻き込まれそうになる宗哲さん。ついに渡世人に復帰してしまうのか?とドキドキするエピソードも含まれていました。

黒門を含む、三つ巴の権力抗争がついに終結。そのきっかけはあまりにもあっけなく、コメディータッチにも近いです。こんなにあっさり解決していいのか、と拍子抜けしそうでしたが、そこは人情の世界だから許されてしまうのかもしれません。

時代小説は堅苦しくて読みにくいイメージがありましたが、この作品で払拭されました。他にも興味のある時代小説にチャレンジしてみたいと思います。

→「町医 北村宗哲」シリーズ:
  ・1. 『町医 北村宗哲』 (2012/09/05の記事
  ・2. 『やる気のない刺客』 (2013/11/25の記事
  ・3. 『口は禍(わざわ)いの門』 (2013/12/22の記事
  ・4. 『男嫌いの姉と妹』

NPOの民間図書館で借りて・背表紙幅:1.4cm)

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400冊目!

口は禍いの門 口は禍(わざわ)いの門
町医 北村宗哲 (3)

佐藤 雅美

(角川文庫) 角川書店 2011-12-22

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宗哲シリーズの第3弾。宗哲さんと和吉さんがたびたび天麩羅(てんぷら)や蕎麦(そば)を食べる場面が出てきます。何度も読んでいるうち、お蕎麦屋さんに行きたくなってしまったこともありました。

この巻では、漢方(東洋医学)と蘭方(西洋医学)の関係が詳しく書かれていて、勉強になります。江戸末期の黒船来航が近づく頃、本道(内科)では漢方のほうが優っていると考えられていたこと、江戸城に使えている本道の医者は漢方でなければならないと決まっていたこと。

現代の医療を知っている読者からすれば驚くことばかりですが、当時の日本人の考え方を想像してみるきっかけになるかもしれません。

→「町医 北村宗哲」シリーズ:
  ・1. 『町医 北村宗哲』 (2012/09/05の記事
  ・2. 『やる気のない刺客』 (2013/11/25の記事
  ・3. 『口は禍(わざわ)いの門』
  ・4. 『男嫌いの姉と妹』 (2014/01/01の記事

NPOの民間図書館で借りて・背表紙幅:1.3cm)

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396冊目!

やる気のない刺客 やる気のない刺客
町医 北村宗哲 (2)

佐藤 雅美

(角川文庫) 角川書店 2010-12-25

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あまり馴染みのなかった時代小説。ひとつ気になるシリーズをとことん読んでみようと決めたら、意外に慣れてきました。

宗哲は「もうヤクザはやめたんだ」と言い張るものの、その世界の噂話が次から次へと持ち込まれてきます。なかなか足を洗えずに苦笑いする宗哲さんの顔が頭に浮かびました。

ヤクザ同士が江戸の中で縄張り争いを繰り広げる部分では、戦国大名が国取り合戦をしているのと通じるように思いました。江戸を一つの大きな国として見れば、勢力ごとにグループが分かれ、離れたりくっついたりの動きが出てくるのも自然です。

これまで、江戸時代というと歴史の教科書でしか触れる機会がありませんでした。しかしこうして小説を読んでみると、(たとえフィクションだとしても)その時代に生きた人々の生き生きとした暮らしぶりに接することができます。

今の私たちと同じところ、違うところを比べつつ読む。少しずつハマりかけてきています。

→「町医 北村宗哲」シリーズ:
  ・1. 『町医 北村宗哲』 (2012/09/05の記事
  ・2. 『やる気のない刺客』
  ・3. 『口は禍(わざわ)いの門』 (2013/12/22の記事
  ・4. 『男嫌いの姉と妹』 (2014/01/01の記事

NPOの民間図書館で借りて・背表紙幅:1.3cm)

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