忍者ブログ
流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
 カレンダー 
04 2024/05 06
S M T W T F S
1 2 3 4
6 7 8 9 10 11
12 13 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31
 ブログ内検索 
 プロフィール 
HN:
流れ星
性別:
女性
職業:
アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

各記事TOPの
「○○冊目!」…在学中
「○○冊目!」…卒業後
もうすぐ通算650冊に到達予定。
 カテゴリー 
 P R 
 Amazon 
[40]  [39]  [38]  [37]  [36]  [35]  [34]  [33]  [32]  [31]  [30
153冊目!(「2004年新潮文庫の100冊」84冊目)

黄金の羅針盤(上) 黄金の羅針盤(下) 黄金の羅針盤

プルマン Philip Pullman
訳:大久保 寛

(新潮文庫) 新潮社 2003-10


by G-Tools
イギリスのファンタジー小説が新潮文庫で読めるとは!…軽くショックを受けた。「ハリー・ポッター」「バーティミアス」と同じように、主人公は両親と離れて育てられる。彼女の住む世界は私達の世界と似ているけれども、どこか違っていて、不思議な生き物達や道具、民族と関わりながら冒険が続く。

どちらかといえば大人向きの作品だと思う。なぜなら、この作品のテーマの1つは「大人になること」だから。この作品で書かれる世界では、人間はみな「ダイモン」という守護精霊を持っている。子供の間、ダイモンはその子の気持ちに反応して様々な生き物の姿をとるけれど、大人になると姿形が1つに定まってしまう。これって何かの象徴じゃないかな?

「真理計(アレシオメーター)」を使いこなす主人公がどこかかっこいい。でも特にヒーローめいた印象を感じないのは、主人公がおてんばでいたずら好きな女の子だからかも。

「いつかはおまえも大人の女性になる日がやってくるんだよ」

周りの大人にそう言われても嫌がるくせに、友達を思いやり大切にする心は女の子らしくてかわいい。

全部で3部作のシリーズ。結構読み応えあるぞ~!

(C市図書館で借りて)

拍手[0回]

PR

Template by ららららいふ / Material by 素材くん「無料WEB素材屋」

忍者ブログ [PR]