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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
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流れ星
性別:
女性
職業:
アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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577冊目!

遠野物語 遠野物語

柳田 国男

(角川文庫) 角川書店 1955-10-05

by G-Tools
「発見!角川文庫2011」より

作品そのものに目を通すのは2回目。文語体で書かれた文章にも慣れてきました。

東日本大震災からまもなく6年。東北地方の文化や歴史に注目が集まり、この本が紹介される機会も増えてきた気がします。

発表からおよそ一世紀。現代の物語は口伝によるものが減り、書籍やインターネットなどの電子媒体が中心となって受け継がれています。膨大な数のエピソードを記録し、多言語でも共有できるようになった一方で、時代の流れや人々の好みに応じて取捨選択される機会が増えている気がします。

万人受けする映画や小説が脚光を浴び、商業主義と結びついて製作現場の競争は今後も過熱していくでしょう。しかし、長い時間をかけてゆっくりと形作られてきた神話や伝承には、祖先の人々の世界観や歴史が刻まれています。

仕事場で子どもたちと話していると、幼い頃に昔ばなしの語り聞かせや読み聞かせをしてもらった子が少なく、驚くことが多いです。ゲームやアニメもいいけれど、大人が子どもに物語を話して聞かせることは、コミュニケーションの1つとして見直してもよいのではないでしょうか。

→他の出版社からも
  ・集英社文庫版 (2012/10/23の記事

→次に読みたい本を発見!
  ・木原浩勝 中山一朗 『新耳袋 第一夜』 (2017/01/21の記事

(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.2cm)

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