流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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文学部在学中に223冊を読破。
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「○○冊目!」…在学中
「○○冊目!」…卒業後
もうすぐ通算650冊に到達予定。
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171冊目!
とても人気のある本のようで、図書館でも予約がたくさん入っていました。一部の本屋さんでは、平積みしてあるところもあります。
専門用語などもあって難しいですが、前半は高校の生物でも習う内容が含まれています(遺伝子の仕組みと発見・染色体の複製など)。高校生以上なら十分読めるレベルなのも、人気の秘密かも。
(ただし、図表などがあった方が一般向けにはわかりやすかったかな? 言葉だけで二重らせん構造を説明するのって難しい)
加えて、著者は文章の書き方がとてもうまいです。各章の書き出しが、なんだかミステリー小説・あるいはノベル化した映画作品みたい。著者自身の研究生活と、分子生物学の最先端のドキュメンタリーが絶妙にからんでいて、理系の「おカタい本」のイメージはありませんでした。
ノーベル賞受賞者のワトソンとクリックが、実は他の研究者の実験データを「盗み見」していたというエピソード。研究者たちは、傍目から見ていて好きなことをやっているように見えて、実はライバルとの激しい競争に生きているという事実。これは、著者が同じ研究者だからこそ書けるのかもしれません。
新書にしては珍しく、1.5cm近くもある分厚さ。読みごたえたっぷりの1冊でした。
→参考になるかも?
・養老孟司 『死の壁』 (2011/09/17の記事)・・・第3章「生死の境目」あたり。テーマが似てます。
→著者の他の本:
・『フェルメール 光の王国』 (2013/03/27の記事)
(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.4cm)
生物と無生物のあいだ 福岡 伸一 (講談社現代新書) 講談社 2007-05-18 by G-Tools |
専門用語などもあって難しいですが、前半は高校の生物でも習う内容が含まれています(遺伝子の仕組みと発見・染色体の複製など)。高校生以上なら十分読めるレベルなのも、人気の秘密かも。
(ただし、図表などがあった方が一般向けにはわかりやすかったかな? 言葉だけで二重らせん構造を説明するのって難しい)
加えて、著者は文章の書き方がとてもうまいです。各章の書き出しが、なんだかミステリー小説・あるいはノベル化した映画作品みたい。著者自身の研究生活と、分子生物学の最先端のドキュメンタリーが絶妙にからんでいて、理系の「おカタい本」のイメージはありませんでした。
ノーベル賞受賞者のワトソンとクリックが、実は他の研究者の実験データを「盗み見」していたというエピソード。研究者たちは、傍目から見ていて好きなことをやっているように見えて、実はライバルとの激しい競争に生きているという事実。これは、著者が同じ研究者だからこそ書けるのかもしれません。
新書にしては珍しく、1.5cm近くもある分厚さ。読みごたえたっぷりの1冊でした。
→参考になるかも?
・養老孟司 『死の壁』 (2011/09/17の記事)・・・第3章「生死の境目」あたり。テーマが似てます。
→著者の他の本:
・『フェルメール 光の王国』 (2013/03/27の記事)
(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.4cm)
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