流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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文学部在学中に223冊を読破。
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「○○冊目!」…在学中
「○○冊目!」…卒業後
もうすぐ通算650冊に到達予定。
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159冊目!
<高校の友人・Mさんの紹介>
中高とお世話になった恩師の1人が、よく養老先生の話をしていたのを思い出しました。当時は「変わった大学の先生もいるもんだなぁ」程度に聞いていたのに、今こうして著書を通して接してみると、今までの自分とは違う視点をお持ちでとても興味深く思えます。
「どんなに賢い科学者だって、自分の臨終の日は予言できないのですから。
自分自身どころか、女房だって思うようにいかないし、子供だって思うようにいかない。だからこそ思った通りにロケットが飛んだら嬉しい。しかし、それだけで喜んでいるのはもうあまりにも子供っぽいのではないかと思うのです」(p.25 改行本文)
共感できた部分です。理系出身者が多い私の親戚も、周りの人間が思い通りにならないと小言を言っていることが多い(笑)
「死」について、宗教の本以外でこうして読むのはそういえば初めてです。「生死のはっきりとした境はない」「日本人は、死んだ人を生きている人と同じ扱いにしない」など、最初は驚くけどなるほどと納得できる部分もたくさんありました。
震災や豪雨など、日本各地で命について考える機会が増えている今、この本を読むことができてよかったと思います。
→著者の他の本:
・『バカの壁』 (2011/08/20の記事)
・『本質を見抜く力』 (2011/09/19の記事)
・『超バカの壁』 (2011/09/25の記事)
・『虫眼とアニ眼』 (宮崎 駿との共著・2012/10/03の記事)
→参考になるかも?
・福岡伸一 『生物と無生物のあいだ』 (2011/10/25の記事)
(市立図書館で借りて・背表紙幅:1.0cm)
死の壁 養老 孟司 (新潮新書) 新潮社 2004-04-16 by G-Tools |
中高とお世話になった恩師の1人が、よく養老先生の話をしていたのを思い出しました。当時は「変わった大学の先生もいるもんだなぁ」程度に聞いていたのに、今こうして著書を通して接してみると、今までの自分とは違う視点をお持ちでとても興味深く思えます。
「どんなに賢い科学者だって、自分の臨終の日は予言できないのですから。
自分自身どころか、女房だって思うようにいかないし、子供だって思うようにいかない。だからこそ思った通りにロケットが飛んだら嬉しい。しかし、それだけで喜んでいるのはもうあまりにも子供っぽいのではないかと思うのです」(p.25 改行本文)
共感できた部分です。理系出身者が多い私の親戚も、周りの人間が思い通りにならないと小言を言っていることが多い(笑)
「死」について、宗教の本以外でこうして読むのはそういえば初めてです。「生死のはっきりとした境はない」「日本人は、死んだ人を生きている人と同じ扱いにしない」など、最初は驚くけどなるほどと納得できる部分もたくさんありました。
震災や豪雨など、日本各地で命について考える機会が増えている今、この本を読むことができてよかったと思います。
→著者の他の本:
・『バカの壁』 (2011/08/20の記事)
・『本質を見抜く力』 (2011/09/19の記事)
・『超バカの壁』 (2011/09/25の記事)
・『虫眼とアニ眼』 (宮崎 駿との共著・2012/10/03の記事)
→参考になるかも?
・福岡伸一 『生物と無生物のあいだ』 (2011/10/25の記事)
(市立図書館で借りて・背表紙幅:1.0cm)
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