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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
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流れ星
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女性
職業:
アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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128冊目!(「2004年新潮文庫の100冊」76冊目)

スタンド・バイ・ミー スタンド・バイ・ミー
恐怖の四季 秋冬編

スティーヴン・キング Stephen King

(新潮文庫) 新潮社 1987-03


by G-Tools
映画にもなった有名作品。森に子供の死体があるという噂を聞きつけた少年4人組が、2日をかけて線路をたどって見に行く物語。

作品そのものはとても有名だけど、実は4つの小説からなる「恐怖の四季」というシリーズで刊行されたもの。この作品は秋にあたるもので、主人公たちの冒険の終わりとともに彼らは大人になり、季節も夏から秋へと移り変わっていく…という流れ。

湯本香樹実さんの『夏の庭』(2005/03/11の記事)が、日本版「スタンド・バイ・ミー」だと言われる通り、2つの作品はテーマがとてもよく似てる。あらすじも共通点が多いかな。ただ、キングの作品はところどころにホラーの要素が含まれているところが彼らしい。少年たちが見つけに行った死体も、高齢のおじいさんではなく同年代の少年のものだから、彼らが抱いた気持ちも当然変わってくる。

他人の死を通して、自らの生を考える。でもそれだけではなくて、少年たちの友情や成長を扱ってるところが、読んだあと重苦しい空気を残すことなく、さわやかな印象を作っているように思う。映画はどうなってるんだろう? 見てみたいなー。

※「恐怖の四季」シリーズの春夏編、『ゴールデンボーイ』はこちらから→2005/09/14の記事

(C市図書館で借りて)

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