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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
HN:
流れ星
性別:
女性
職業:
アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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もうすぐ通算650冊に到達予定。
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391冊目!
(2011・新潮文庫の100冊/64冊目!)

指揮官たちの特攻 指揮官たちの特攻
幸福は花びらのごとく

城山 三郎

(新潮文庫) 新潮社 2004-07-28

by G-Tools
この夏(2013)、スタジオジブリの映画「風立ちぬ」が話題になりました。特攻やゼロ戦など、旧日本軍関連の本も書店をにぎわせていたようです。

この本を借りたときも、図書館の担当スタッフは映画を観た直後だったそうで、話が盛り上がりました。映画の評には個人個人で意見が分かれるかもしれませんが、現に日本がたどってきた歴史にこうして注目が集まることは良いことだと思います。

私はあまり戦争の話を直接経験者から聞いた覚えがなく、こうやって本を読むくらいしかないのですが…。

表紙に載っている写真は、特攻作戦の最初と最後の指揮官(現場責任者)となった2人です。共に妻がいて、子供も生まれて、戦争さえなければこれから幸せな人生を送れるはずの若者でした。今の私の方が年上にあたるという事実に、さらに気分が重くなります。

映画はあくまでもフィクションの世界。事実を知る入り口でしかありません。実際にはあの戦争で何があったのか、もっと日本人は知っていく必要があります。

その点では、夏の文庫キャンペーンに「戦争」がテーマの本をさらに増やしてもいいと思います。

NPOの民間図書館で借りて・背表紙幅:0.9cm)

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