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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
HN:
流れ星
性別:
女性
職業:
アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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311冊目!

  
つるかめ助産院 つるかめ助産院
小川 糸

(集英社文庫) 集英社 2012-06-26


by G-Tools
<ナツイチ2012>

「どんなに医療が進んでも、無事に生まれない命もあるということ。それだけは事実だ。自分が妊婦になるまでは、妊娠さえすれば、赤ちゃんが元気に生まれてくるものだとばかり思っていた。だけど命をうみ出す出産という作業もまた、命がけなのだ」 (p. 118-119)

ドラマを見たのがきっかけで原作も手に取りました。以前から自然な出産に興味があったので、この作品に出会えたことをうれしく思います。

主人公の女性・まりあがハートの形をした南の島を訪れ、現地の人々と接しながら心を開いていきます。出産が近づくにつれて、自分の体にどんな変化がおとずれるか、具体的に描写されているのが印象的でした。

お産は赤ちゃんと向き合うだけでなく、自分自身や親や周囲の人々、果ては世界や宇宙ともつながる貴重な経験ができるイベントのようです。小さな子どもを連れて歩くお母さんたちを見かけたら、思わず拍手してしまいたくなりそう。

私もいつか子どもを授かる日が来たら、自然分娩を選びたいなぁ。いつになるかわかりませんが(笑)、その日が楽しみです。

→関連リンク:
  ・集英社 「つるかめ助産院」公式サイト http://www.shueisha.co.jp/ito/main.html
  ・NHKドラマ10 「つるかめ助産院~南の島から~」 http://www.nhk.or.jp/drama10/tsurukame/

→巻末の参考文献に掲載されていた本:
  ・フォワード 『毒になる親』 (2011/01/05の記事
  ・ニューハース 『不幸にする親』 (2011/08/05の記事

→著者の他の本:
  ・『食堂かたつむり』 (2013/07/11の記事

→この本にハマったら
  ・鎌田 實(みのる) 『あきらめない』 (2013/07/10の記事

(古本屋で購入・背表紙幅:1.7cm)

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