流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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文学部在学中に223冊を読破。
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「○○冊目!」…在学中
「○○冊目!」…卒業後
もうすぐ通算650冊に到達予定。
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302冊目!
(原題:The Valley of Fear)
シャーロック・ホームズシリーズには4つの長編作品がありますが、これが1番最後の作品にあたります。
「谷を見おろしてみたまえ。何百という煙突のはく煙でうす暗くなっている。だがそれよりも暗い殺人の雲が、この谷の人々の頭のうえには覆いかぶさっているのだ。ここは恐怖の谷―死の谷なのだ」 (p. 195-196)
「緋色の研究」同様、後半の舞台はアメリカになっています。こうしてシリーズを通読してみると、意外とアメリカとの関連が深い作風であることがわかり、少し驚きました。(原文ではアメリカ英語もよく登場するらしい)
タイトルから勝手に想像していたのは、雄大な渓谷を舞台にしたアクションものの事件。でも「恐怖」の意味合いは少し違っていました。ドイルが書こうとしていたのは、むしろ人間の野望や欲望が作り出す「恐怖」だったようです。
(C市図書館で借りて・背表紙幅:1.1cm)
恐怖の谷 ドイル Sir Arthur Conan Doyle 訳:延原 謙 (新潮文庫) 新潮社 1953-08 by G-Tools |
シャーロック・ホームズシリーズには4つの長編作品がありますが、これが1番最後の作品にあたります。
「谷を見おろしてみたまえ。何百という煙突のはく煙でうす暗くなっている。だがそれよりも暗い殺人の雲が、この谷の人々の頭のうえには覆いかぶさっているのだ。ここは恐怖の谷―死の谷なのだ」 (p. 195-196)
「緋色の研究」同様、後半の舞台はアメリカになっています。こうしてシリーズを通読してみると、意外とアメリカとの関連が深い作風であることがわかり、少し驚きました。(原文ではアメリカ英語もよく登場するらしい)
タイトルから勝手に想像していたのは、雄大な渓谷を舞台にしたアクションものの事件。でも「恐怖」の意味合いは少し違っていました。ドイルが書こうとしていたのは、むしろ人間の野望や欲望が作り出す「恐怖」だったようです。
(C市図書館で借りて・背表紙幅:1.1cm)
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