流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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文学部在学中に223冊を読破。
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「○○冊目!」…在学中
「○○冊目!」…卒業後
もうすぐ通算650冊に到達予定。
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38冊目!(「2004年新潮文庫の100冊」21冊目)
『羅生門』は高校の現国で読んだ覚えがあるけれど、今改めて読み返してみると、芥川ってやっぱりすごい人なんだと思えた。
彼の作品は「エゴイズム」が大きなテーマ。今昔物語に登場する話をベースにこんな表現ができるなんて、よく考えたら誰にでもできることではない。どんな人間の奥底にも「エゴ」が沈んでいる・・・読んだ直後ぞっとした。前はこんなこと考えなかったのに。
もう1つ面白かったのは『邪宗門』。「摩利の教」って・・・これ文章読む限りキリスト教のことじゃん!解説によると、平安時代の日本には既に中国化された「景教」という形でキリスト教が伝わっていたらしいとのこと。知らなかった。「摩利信乃法師」と仏教徒との対決の場面が面白おかしく描かれていて、最後どうなるのか気になっていたのに、残念ながらこの作品は未完。芥川は一体どんな結末を考えていたのだろう?
→この本について触れている本:
・齋藤 孝 『だれでも書ける最高の読書感想文』 (2015/07/02の記事)
→著者の他の本:
・『芥川龍之介 [ちくま日本文学002]』 (2009/05/02の記事)
・『蜘蛛の糸・地獄変』角川文庫 (2017/07/15の記事)
・『羅生門・鼻・芋粥』角川文庫 (2022/01/29の記事)
(C市図書館で借りて)
羅生門・鼻 芥川 龍之介 (新潮文庫) 新潮社 2000 by G-Tools |
彼の作品は「エゴイズム」が大きなテーマ。今昔物語に登場する話をベースにこんな表現ができるなんて、よく考えたら誰にでもできることではない。どんな人間の奥底にも「エゴ」が沈んでいる・・・読んだ直後ぞっとした。前はこんなこと考えなかったのに。
もう1つ面白かったのは『邪宗門』。「摩利の教」って・・・これ文章読む限りキリスト教のことじゃん!解説によると、平安時代の日本には既に中国化された「景教」という形でキリスト教が伝わっていたらしいとのこと。知らなかった。「摩利信乃法師」と仏教徒との対決の場面が面白おかしく描かれていて、最後どうなるのか気になっていたのに、残念ながらこの作品は未完。芥川は一体どんな結末を考えていたのだろう?
→この本について触れている本:
・齋藤 孝 『だれでも書ける最高の読書感想文』 (2015/07/02の記事)
→著者の他の本:
・『芥川龍之介 [ちくま日本文学002]』 (2009/05/02の記事)
・『蜘蛛の糸・地獄変』角川文庫 (2017/07/15の記事)
・『羅生門・鼻・芋粥』角川文庫 (2022/01/29の記事)
(C市図書館で借りて)
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