江國香織 『つめたいよるに』

67冊目！（「2004年新潮文庫の100冊」41冊目）

つめたいよるに 江國 香織 （新潮文庫）　新潮社 1996-05 by G-Tools

　普段の生活の中にある身近な事柄を、何気ない口調で書かれているのが江國さんの文の特徴。作品の中には最後に読者を驚かせる「種あかし」もあったりして、思わずうなってしまう。

　そういえば、私も以前小説を書いていた。そのときの語り口はなんとなく江國さんと通じるものがあるかも。やっぱり最後に読者をあれっと思わせる仕掛けを仕込んでおくやり方も同じ。

　久しぶりに小説書こうかなぁ、どうしようかな。

→著者の他の本：
　　・『すいかの匂い』　（2005/01/06の記事）
　　・『きらきらひかる』　（2005/04/10の記事）
　　・『神様のボート』　（2005/10/26の記事）
　　・『冷静と情熱のあいだ Rosso』　（2008/01/04の記事）

（C市図書館で借りて）

2005/03/14 (Mon) 2004_新潮文庫の100冊