吉原珠央 『人とモノを自由に選べるようになる本』

147冊目！

人とモノを自由に選べるようになる本 吉原 珠央 幻冬舎 2010-08 by G-Tools

吉原さんの他の著書も本屋で話題になっているのを見て、以前からずっと気になっていました。思いきって購入してみて、よかったです。後悔はしていません。

冒頭、イギリス留学中に吉原さん自身が体験したエピソードが載っていて、思わず私も「そうそう！」とうなずいていました。日本人は相手の過去（←学歴や実績）を重視するのに、海外では「現在と未来の自分を自信を持って語れる人」（p. 5）が評価されるということです。

「過去よりも現在と未来が重要であって、自分が生活や仕事において、具体的なビジョンを持っていることのほうが大事」（同）

確かに、カナダにホームステイしたときも、自分の将来の夢をみなさん熱心に聴いてくれてたなぁ…。文化の差かもしれないけど、私も誰かの話を聞くときに心がけたい点です。

「自由に選ぶ」というキーワードは、人生を主体的に生きることだと吉原さんは述べています。周りに流されたり、他人に決めてもらった道をただ進んだりする生き方は、むしろ無責任だとも言っています。

今までの私の人生を振り返ってみても、反省するところは多々あり。でもこれからは、人生の主導権を手に入れ直すことを積極的に考えてみたいと改めて思いました。本書の中には、ワークのような「質問」もたくさん載っているので、自分を見つめなおすのにもいい材料になります。

あと実践したいのは、「銀行や携帯の暗証番号を使って自分に暗示をかける」（p. 75）。目標の年収をATMの暗証番号にするなんて、いいアイデアですよね！

→著者の他の本：
　　・『「また会いたい」と思われる人の38のルール』　（2011/12/31の記事）
　　・『「選ばれる女性」のシンプルな習慣40』　（2012/01/06の記事）

→著者のブログ：
　　・珠央流：美的コミュニケーション論 http://ameblo.jp/womancbbyoshihara/

（本屋で衝動買い・背表紙幅：1.5cm）

2011/08/13 (Sat) 興味本位