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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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アルバイト
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文学部在学中に223冊を読破。

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「不機嫌」と「甘え」の心理 「不機嫌」と「甘え」の心理
なぜ人は素直になれないのか

加藤 諦三

PHP研究所 2004-05-06


by G-Tools
勝間和代さんの『インディペンデントな生き方』(2009/06/01の記事)でおすすめの本として載っていた一冊です。いつもムッツリ機嫌の悪そうな知人が何を考えているのか、少し見えてきました。

ざっくり内容をまとめてしまうと、不機嫌というのは素直に思いを表現できない状況で起こるのだそうです。

1) 「自分は○○さんにこれをしてほしい」と期待している一方で
2) 「思い通りに○○さんが行動してくれない」という嫌悪感も持っている

この矛盾する1)と2)が同時に成り立つのが、素直に○○さんにお願いできないときだけだと加藤さんは言います。

確かに、いつも機嫌が悪い人たちの顔を思い返すと、何を考えているのか素直に話して聞かせてくれた覚えがないような…。

どうしてそのような人は素直になれないのか? それは、自分の心のうちを他人に知られることに、恐怖を感じるためなのだそうです。一種の防衛反応ってことですね。でも、自分の希望はかなえてほしい…なんだか自己中心的。

冷静に思い返せば、自分がなんだかイライラしたときもこんな複雑なことを考えていた覚えがあります。これからは逆に、どうして自分は機嫌が悪いのか、分析するのにも使えそう。うつの認知行動療法にも応用できると思います。

→著者の公式ホームページ:
  ・加藤諦三ホームページ http://www.katotaizo.com/

(市立図書館で借りて・背表紙幅:0.9cm)

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