竹内一郎 『女性も見た目が9割』

250冊目！

女性も見た目が9割 竹内 一郎 （マガジンハウス文庫）　マガジンハウス 2008-12-05 （改題：『今すぐなれる「見た目」美人 43のルール』 マガジンハウス　2007-03） by G-Tools

竹内さんの本を続けて2冊読みました。タイトルを読むだけだと、よくあるマナー本や恋愛指南本と同じように捉えられてしまうかも。

著者の主張は、「見た目を変えることで内面を変える」。ただ外見を繕うのではなく、装いやしぐさなど第一印象を変えていくことで内側も磨いていきましょう、ということです。

本人も『その癖、嫌われます』で述べているように、女性雑誌からのオファーが増えたといいます。『女性も見た目が9割』もこの流れを受けたのかもしれません。しかし、著者の主張が正確に読者に伝わっているかどうかは微妙なところです。

演出家の経験から、男性の目線で書かれている点では、ほかのマナー本とは一線を画していると言えるのではないでしょうか。

→著者の他の本：
　　・『人は見た目が9割』　（2012/04/16の記事）
　　・『その癖、嫌われます』　（2012/07/17の記事）
　　・『「見た目」で選ばれる人』　（2014/01/02の記事）
　　・『「声」は見た目よりものをいう』　（2018/02/21の記事）
　　・『やっぱり見た目が9割』　（2021/05/04の記事）

（F市図書館で借りて・背表紙幅：0.9cm）

2012/07/19 (Thu) 興味本位