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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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文学部在学中に223冊を読破。

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562冊目!

4062597918 「てんかん」のことがよくわかる本
(健康ライブラリーイラスト版)

中里 信和

講談社 2015-05-13

by G-Tools
ごく親しい人物が、この夏てんかんの疑いありと診断されました。前兆もなく自宅で突然意識を失い、転倒したはずみでケガをしたそうです。

以前、てんかん患者が運転中に事故を起こして話題になった時期がありましたが、他人事とは思えず詳しく病気に関することを学んでおこうと決めました。このシリーズは以前にも何冊か読んでいますが、てんかんについての巻は意外と新しいようです。

実は、私が服用している薬の中に「てんかんの薬」も含まれています。もともとはてんかんの治療用として開発されたそうですが、他の精神疾患への有用性も認められ、現在では広く用いられていると主治医から聞いたことがあります。

以前ネットで目にした情報によると、薬の服用中は胎児の奇形がみられるため妊娠を避けた方がよい、という統計でした。薬により葉酸が不足しがちになるため、赤ちゃんの体でうまく細胞分裂が進まなくなるのだそうです。

ところが著者は、てんかんの女性患者が薬を服用していても、子を望むならばあきらめなくてよいと、非常に心強いメッセージを巻末に記しています。体調に合わせて主治医と相談をし、薬を調整したり婦人科と連携を密にしたりすることで、元気な子どもを産むことは十分可能だと述べています。

子育て、出産なんて無理だと思いこんでいましたが、とても勇気づけられました。著者はてんかん専門に多くの患者をみてきたので、発作を不安に思う患者と家族に対しては、他にも本文の随所に細かいアドバイスが掲載されています。

→「健康ライブラリー イラスト版」シリーズ:
  ・野村 総一郎 『双極性障害 (躁うつ病) のことがよくわかる本』 (2011/09/11の記事
  ・野村 総一郎 『入門 うつ病のことがよくわかる本』 (2012/08/28の記事
  ・原田 誠一 『強迫性障害のことがよくわかる本』 (2012/08/30の記事

(F市図書館で借りて・背表紙幅:0.9cm)

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