あさのあつこ 『バッテリー〈6〉』

31冊目！

バッテリー 6 あさの あつこ （角川文庫）　角川書店 2007-04 by G-Tools

いよいよシリーズ6冊目。最終巻です。

思えば、あっという間に読みきってしまいました…あさのあつこさんの文体は妙にしっくりと響くものがあって、次へ次へと思わずページをめくらずにいられない魅力があります。

巧と豪が、強豪校横手を相手にした試合で、ついに出した結論。それはシンプルで彼ららしいけれど、既に大人になってしまった私にとっては意外でもあり、うらやましくも思えるものでした。

もう巧の物語が読めないと思うと、少し寂しい気もする。

彼の物語がこれだけ注目されるのは、誰もが心の中で巧に共感できる部分を持っているからではないでしょうか。

→「バッテリー」シリーズのほかの本：
　　・１　（2008/09/26の記事）
　　・２　（2008/09/28の記事）
　　・３　（2008/09/30の記事）
　　・４　（2008/10/04の記事）
　　・５　（2008/10/14の記事）
　　・６
　　・『ラスト・イニング』　（2017/08/20の記事）

→映画版はこちら：
　　・角川映画「バッテリー」　 http://www.kadokawa-pictures.jp/official/battery/

（実家で借りて・背表紙幅： 1.2cm）

2008/10/17 (Fri) 【角川文庫】