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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
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流れ星
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女性
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アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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82冊目!(「2004年新潮文庫の100冊」53冊目)

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砂の器(下)

松本 清張

(新潮文庫) 新潮社 1973-02-28


by G-Tools
ドラマ見ておけばよかった…今さら後悔。でも見てなかった分、展開がわからなくて逆に楽しめたかも。

今西を軸にした部分と、関川や和賀と愛人たちを軸にした部分が平行していて、この2つの物語が絡んでいく過程が面白い。もちろん、今西が集めた情報を基に推理していくのも1つの楽しみ方。

ただ、著者はこの小説を単なる推理ものに終わらせていない。世間に目を向けられ輝かしい生活をつかんだ和賀と、地道に今西の後を追って捜査を進める吉村が対比されている。おみごと!

「これからは、君たち若い人の時代だからな」

これはきっと松本清張のメッセージに違いない。

→著者の他の本:
  ・『点と線』 (2009/11/02の記事

(C市図書館で借りて)

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