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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
HN:
流れ星
性別:
女性
職業:
アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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もうすぐ通算650冊に到達予定。
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205冊目!
天地明察 天地明察
冲方 丁(うぶかた とう)
角川書店(角川グループパブリッシング) 2009-12-01


by G-Tools
単行本が発売された頃から興味があった本です。映画化が決まり、図書館での予約数も増える中、すぐには読めないかなぁとあきらめていました。

しかし先日、図書館に寄贈されたばかりで予約も入っていない1冊を発見。迷わず借りて一気に読みきってしまいました。本当にラッキーだったなぁー

舞台は江戸時代。渋川晴海という人物が、北極星の観測や算術を駆使して暦を作るという話です。普段あまり歴史小説は読みませんが、天文学や数学の記述も多く、当時の日本人がどんなふうに算術(数学)を学んでいたのかイメージしやすくなっています。

また、天文学が日本古来からどのような意味をもっていたのかも興味深いテーマでした。陰陽道との関連や、暦による神道の祭礼日程など、実は日本文化と星との関わりは深かったことがわかります。

個人的に、星というとギリシャの12星座物語のイメージが強く、天文への関心は西洋のものだと思っていました。でも、空を見上げ天の動向から何かを得ようとする姿勢は、人類共通なのかもしれません。

映画化が楽しみです。

→映画のオフィシャルサイト:
  ・http://www.tenchi-meisatsu.jp/…公式ツイッターもあり。

(K市立図書館で借りて・背表紙幅:3.2cm)

真っ黒なカバーに包まれていますが、本が綴じられている部分(花ぎれ)は金色です。夜空をイメージしたデザインになってるんですね(^-^)
天地明察 綴じ部分

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