流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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流れ星
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アルバイト
趣味:
読書
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文学部在学中に223冊を読破。
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「○○冊目!」…在学中
「○○冊目!」…卒業後
もうすぐ通算650冊に到達予定。
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255冊目!
発売直後、偶然買った新聞で広告を見て、目をつけていた本です。図書館でも常に予約待ちがいるという人気ぶり。
映画監督の押井さんが、近頃流行りのツイッターやSNS、そして東日本大震災と原発事故をテーマに、日本人のコミュニケーションについて熱く語る内容です。
「『見たくないから見ない、気がついても言わない、言っても聞かない、そして破局を迎える」という言葉がある。
見たくないと思っても、見たくないものは存在するし、それはときとして強制的に見せられることもある。聞きたくないことも、それが現実となれば聞かないわけにはいかない。
それらを都合のいい言葉で語り、その場を取り繕うだけの言葉で語って済まそうとするなら、いずれはその言葉に裏切られ、確実に破局を迎えることになる」 (p. 9 改行本文)
私はツイッターやフェイスブックは使っていません。スマホを持ってないってのもあるけど、個人的にはじっくり考えて文章を書くのが好きなんです。思いつきでどんどん言葉が更新されて、それで「みんなとつながってる」とはどうも思えなくて。その点、押井さんとは同じ意見です。
高校~大学時代、英作文の授業ではいつも「論理立てて書く」ことを教え込まれていたように思います。しかも、それを教える先生も、きちんとステップを踏んで教えていました。一方、日本の国語教育は読解や解釈が中心で、「自分が言葉を発する」点はうまく力を伸ばせていない気がします。
今後の日本を考える上で、教育者も参考になる1冊になるのではないでしょうか。
→著者の他の本:
・『凡人として生きるということ』 (2013/09/16の記事)
(F市図書館で借りて・背表紙幅:0.9cm)
コミュニケーションは、要らない 押井 守 (幻冬舎新書) 幻冬舎 2012-03-30 by G-Tools |
映画監督の押井さんが、近頃流行りのツイッターやSNS、そして東日本大震災と原発事故をテーマに、日本人のコミュニケーションについて熱く語る内容です。
「『見たくないから見ない、気がついても言わない、言っても聞かない、そして破局を迎える」という言葉がある。
見たくないと思っても、見たくないものは存在するし、それはときとして強制的に見せられることもある。聞きたくないことも、それが現実となれば聞かないわけにはいかない。
それらを都合のいい言葉で語り、その場を取り繕うだけの言葉で語って済まそうとするなら、いずれはその言葉に裏切られ、確実に破局を迎えることになる」 (p. 9 改行本文)
私はツイッターやフェイスブックは使っていません。スマホを持ってないってのもあるけど、個人的にはじっくり考えて文章を書くのが好きなんです。思いつきでどんどん言葉が更新されて、それで「みんなとつながってる」とはどうも思えなくて。その点、押井さんとは同じ意見です。
高校~大学時代、英作文の授業ではいつも「論理立てて書く」ことを教え込まれていたように思います。しかも、それを教える先生も、きちんとステップを踏んで教えていました。一方、日本の国語教育は読解や解釈が中心で、「自分が言葉を発する」点はうまく力を伸ばせていない気がします。
今後の日本を考える上で、教育者も参考になる1冊になるのではないでしょうか。
→著者の他の本:
・『凡人として生きるということ』 (2013/09/16の記事)
(F市図書館で借りて・背表紙幅:0.9cm)
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