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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
HN:
流れ星
性別:
女性
職業:
アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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罪と罰(上) 罪と罰(下) 罪と罰

ドストエフスキー Фёдор М Достое́вский
訳:工藤 精一郎

(新潮文庫) 新潮社 1987-06


by G-Tools
ロシア文学といえばドストエフスキー。1年前、学科の先生に「読んだかぁー!?」とすごい剣幕で尋ねられたのがこの作品。別の先生には「へヴィーなの読んでるな」と渋い顔されちゃったけど。

確かに、重い。重すぎるよ、内容が。でも読み込んでいくうちにどんどん引き込まれてく面があるのも事実で、人間とは…罪とは…犠牲とは…無視できないテーマを突きつけてくる。すごく力強い文章を書くんだな、ドストエフスキーって。

現代の日本人の中には、ラスコーリニコフに共感する読者がいると思う。細かい差はあれ、貧しい彼と不況にあえぐ現代人の姿がどこか重なる。現に、文学作品として現代まで残ってること自体、人間の罪の意識は時代を超えて普遍的なテーマになっている証ではないのかな。

→本書について触れている本:
  ・野村 ひろし 『完訳グリム童話集 4』 (2012/05/01の記事
  ・伊坂 幸太郎 『グラスホッパー』 (2013/10/03の記事
  ・伊坂 幸太郎 『マリアビートル』 (2014/02/02の記事
  ・貴志 祐介 『青の炎』 (2021/10/26の記事

(市立図書館で借りて)

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