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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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 プロフィール 
HN:
流れ星
性別:
女性
職業:
アルバイト
趣味:
読書
自己紹介:
文学部在学中に223冊を読破。

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124冊目! (「2004年新潮文庫の100冊」73冊目)

赤毛のアン 赤毛のアン

モンゴメリ Lucy Maud Montgomery
訳:村岡 花子

(新潮文庫) 新潮社 1954-07


by G-Tools
(原題:Anne of Green Gables)

実家に、赤毛のアンに登場する手芸や料理を実際に作ってみよう!という本があって、それを見た覚えがある。話の流れを大体は知っていたから、すらすら読めた。個人的に、私はカントリー風のインテリアや雑貨がそれほど好きなわけじゃない。でもこの本を読んでいたら、手作りのあったかいものに囲まれて暮らすのも、まんざらでもないなぁなんて思い始めてきたから不思議。

本文を読んでいると、アンの成長ぶりが手に取るようにわかる。冒頭でものすごく長いセリフがあって、彼女のおしゃべり好きを伺わせるけれども、終盤には口数が少なくなるし、言っていることも大人びてくる。モンゴメリの書き分けってすごいなー。

アンだけではなくて、育ての親のマシュウとマリラのキャラクターも面白い。アンの成長ぶりを見ながら、独身同士の彼らも成長している気がする。この作品が、アンがマシュウと出会う場面で始まり、別れる場面で終わっていることもどこか印象深い。

このシリーズは全部で10冊。読みきれるかな。

→本書について触れている本:
  ・長山靖生 『謎解き 少年少女世界の名作』 (2012/05/13の記事

→他の出版社の本:
  ・中村 佐喜子 訳 角川文庫版 (2020/04/27の記事

→著者の他の作品:
  ・『青い城』 (2020/06/21の記事

(C市図書館で借りて)

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