流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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文学部在学中に223冊を読破。
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「○○冊目!」…在学中
「○○冊目!」…卒業後
もうすぐ通算650冊に到達予定。
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154冊目!
大学で言語学もちょこっとかじってるけど、こういう本を読むと本当に面白いなぁと感じる。時代ごとに言葉が少しずつ変化して、次から次へと新しい言葉や言い回しが出てくる理由をちゃんと説明できるってところがすごい。
例文の多くを漫画のセリフやWeb日記から引用しているから、とてもなじみのある言葉づかいを客観的に見ることができる。一部まどろっこしいような説明をしてるところもあるけど、そこは目をつぶるとして。
言葉って必ずしも不変のものではないんだよね。時間の流れの中で、繰り返し使われるうちに音や意味が少しずつずれて変わってく。現に今私たちが使っている言葉だって、長い歴史の中でそうやって作り変えられてきたもの。言葉と歴史のつながりって、奥が深い…
(実家から譲りうけて)
ありえない日本語 秋月 高太郎 (ちくま新書) 筑摩書房 2005-03-08 by G-Tools |
例文の多くを漫画のセリフやWeb日記から引用しているから、とてもなじみのある言葉づかいを客観的に見ることができる。一部まどろっこしいような説明をしてるところもあるけど、そこは目をつぶるとして。
言葉って必ずしも不変のものではないんだよね。時間の流れの中で、繰り返し使われるうちに音や意味が少しずつずれて変わってく。現に今私たちが使っている言葉だって、長い歴史の中でそうやって作り変えられてきたもの。言葉と歴史のつながりって、奥が深い…
(実家から譲りうけて)
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106冊目!
著者をよく見たらウチの大学の先生だった…びっくり。ちょうど本屋へ行ったら「格差社会について考える」キャンペーンをやっていて、1番強烈なタイトルだったので思わず衝動買い。
現代で社会問題化しつつある、ニート・フリーター・パラサイトシングル・晩婚化…などは、ひっくるめて「社会参入を避けようとする行動」と考えられる。そして日本の場合、大人になろうとしないそうした若者にバッシングを浴びせ、こんな若者が増えたのは親や学校が悪い、と決め付ける傾向がある。
若者をとりまく環境が変化しているのは他の先進国でも同じだが、多くは危機感をもって受け止められ、試行錯誤しながらも対策が講じられているとのこと。ところが日本ではまだ世間一般での自覚が薄く、何の対策もとられていないことに筆者は警鐘を鳴らす。
先生が分析する若者の心情がわかる気がする。将来、ちゃんと職に就けるんだろうか。1人の社会人としてやっていけるんだろうか。不安はつきない。他にも心理的・社会的・経済的と様々なアプローチから、この問題を考えている点は参考になった。
私と同年代の人にも、もっと年上の人々にも読んでほしい。
→本書について触れている本:
・本田 由紀 内藤 朝雄 後藤 和智 『「ニート」って言うな!』 (2012/09/08の記事)
(大学の書店で衝動買い)
若者が『社会的弱者』に転落する 宮本 みち子 (洋泉社新書y) 洋泉社 2002-11 by G-Tools |
現代で社会問題化しつつある、ニート・フリーター・パラサイトシングル・晩婚化…などは、ひっくるめて「社会参入を避けようとする行動」と考えられる。そして日本の場合、大人になろうとしないそうした若者にバッシングを浴びせ、こんな若者が増えたのは親や学校が悪い、と決め付ける傾向がある。
若者をとりまく環境が変化しているのは他の先進国でも同じだが、多くは危機感をもって受け止められ、試行錯誤しながらも対策が講じられているとのこと。ところが日本ではまだ世間一般での自覚が薄く、何の対策もとられていないことに筆者は警鐘を鳴らす。
先生が分析する若者の心情がわかる気がする。将来、ちゃんと職に就けるんだろうか。1人の社会人としてやっていけるんだろうか。不安はつきない。他にも心理的・社会的・経済的と様々なアプローチから、この問題を考えている点は参考になった。
私と同年代の人にも、もっと年上の人々にも読んでほしい。
→本書について触れている本:
・本田 由紀 内藤 朝雄 後藤 和智 『「ニート」って言うな!』 (2012/09/08の記事)
(大学の書店で衝動買い)