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流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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流れ星
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アルバイト
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読書
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文学部在学中に223冊を読破。

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195冊目!

女性は「話し方」で9割変わる 女性は「話し方」で9割変わる (リュウ・ブックス アステ新書)
福田 健
経済界 2008-02


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書店でも、市立図書館でも、古本屋でもよく見かけるので、ずーっと気になってました。

話し方で9割も変わってしまうって、すごいことですよね。確かに、男言葉ばかり使う女性と、上品で丁寧な話し方をする女性がいたら、たとえ同じ外見でも印象がガラリと変わりそうです。

どんなにメールやネットが普及しても、「話す」ことがコミュニケーションの中核になっていることは変わりません。でも、個人的に私も直接会って話をするのは自信がありません。。。無意識のうちに、話し方で自分がみられていると感じているからでしょうか。

よく考えたら、学校で「話し方」を教わった経験てないような。(欧米では、小さい頃からプレゼンテーションやスピーチを盛んに訓練させて、自己主張と対話ができるような教育を行っていると聞きます)

→女性の「話し方」については、この本でも言及されてます:
  ・坂東眞理子 『女性の品格』 (2007/05/30の記事

(古本屋で借りて・背表紙幅1.0cm)

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132冊目!

モンスターワイフ モンスターワイフ
幸せなふりはもうしない

二松 まゆみ

(講談社+α新書) 講談社 2008-11-21


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All Aboutなどで夫婦仲相談にのっている二松さんの著書です。

「モンスターペアレント」は聞いたことあるけど、「モンスターワイフ」って…? そんな疑問から手にとってぱらぱらめくってみたら、興味がわいてきたので借りてしまいました。

二松さんは、夫婦仲がかげってくるきっかけのひとつに「妻たちにひそむモンスター性」を取り上げています。夫の浮気を過剰に心配するあまり、携帯を盗み見する。「愛してるのに、どうして抱いてくれないの」と執拗にせまる。

他にもいくつもの例が挙げられていて、読んでいると確かに「自分が夫だったら、怖くて逃げ出したくなるだろうなぁ」とうなずいてしまいます。

モンスター性がまだ小さいうちは、本人の心がけでその芽をつむことができます。夫も人間、家でのんびりしていたり、あまりしゃべりたがらなかったりするのには、男なりの言い分があります。

二松さんも書いていましたが、男と女は同じ人間でありこそすれ、まったく違う生き物のようなもの。だからこそ、互いの考えを伝え合い、一緒に歩んでいくことが大切になってきます。

私も好きな人を冷めさせないように、女磨きを続けていかなきゃ。
(それにしても、表紙のイラストが衝撃的だ…)

(市立図書館で借りて・背表紙幅:1.4cm)

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120冊目!

ワークライフバランス ワークライフバランス
今日から変われる入門講座

坂東 眞理子 辰巳 渚 (編著)

(朝日新書) 朝日新聞出版 2008-10-10


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将来、病気が治って社会復帰した時のために、仕事と生活について考えておこうと購入しました。

特に女性を対象に、仕事・暮らし・健康・考え方…とさまざまな視点でまとめられています。それぞれの分野で活躍してきた女性たちのアドバイスを、要点だけかいつまんで読める本はあまりない気がします。

そういう意味では、「ワークライフバランス」について考える入門編として、役に立つ一冊です。

これまで私は、「ワークライフバランス」という言葉を聞いても、「働き方」と「暮らし」の二つの要素しか頭に浮かびませんでした。ところが、二つを人生の中で両立させるには、「からだ」や「こころ」「考え方」の工夫も必要だというのがこの本の主張。新鮮でした。

(読み終わってから、アドバイスに従い私も婦人科を受診しました。実際に不調が見つかり、人生設計を考えなおすきっかけにもなりました)

仕事が忙しくて、自分らしい生き方を探したい人。仕事をしていなくても、人生について悩んでいる人。男女に関係なく、おすすめの本です。

→編者の関連著書:
  ・坂東眞理子『女性の品格』(2007/05/30の記事
  ・坂東眞理子『幸せの作法』(2010/01/28の記事
  ・辰巳渚『捨てる!技術』(2010/09/30の記事
  ・辰巳渚『暮らす!技術』(2020/02/22の記事

(本屋で衝動買い・背表紙幅:1.2cm)

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117冊目!

悩む力 悩む力
姜尚中

(集英社新書) 集英社 2008-05-16


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本屋で見つけて気になっていた本です。

「人は自分の人生に起こる出来事の意味を理解することによって生きています。(中略)それが人にとっての生きる『力』になっています。だから、意味を確信できないと人は絶望的になります」(p. 149)

私は心の病になって、色々な悩みと向き合う機会を持ちました。生きる意味、仕事をする意味、今の人間関係の中に身を置く意味…みんな「意味」を問う過程だったと思います。

体調が回復してきて、頭を抱え込んでひたすら悩む時間は減りましたが、ずっと求めていた「意味」を見つけるまでには至っていません。もしまた徹底的に悩みぬこうとすれば体調にひびくでしょう。

自分は悩むことに慣れていないのかもしれない、突き抜けるだけの体力や精神力が昔の人ほどないのかもしれない、そう思うこともあります。

夏目漱石とウェーバーも現代人と同じように悩んでいたという視点は新鮮でした。漱石の『それから』『門』なども一読してみたいと思います。

→本文中に登場した本:
  ・夏目 漱石 『それから』 (2014/12/28の記事
  ・夏目 漱石 『門』 (2015/04/25の記事

→この本について触れている本:
  ・長谷部 誠 『心を整える。』 (2013/05/09の記事

(古本屋で購入・背表紙幅:0.9cm)

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108冊目!

幸せの作法 幸せの作法
働く女性に贈る61のヒント

坂東 眞理子

(アスキー新書) アスキー・メディアワークス 2009-09-09


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『女性の品格』(2007/05/30の記事)でおなじみの坂東さんの本。本屋に並び始めたときから、気になってました。

買った後、「働く女性に」とサブタイトルがついていたことに気づき内心しまったと思いましたが、将来社会復帰したときに役立つと思いなおして読み進めました。(※注:管理人はこれを書いている現在ニートです)

『毎月お給料をもらえる仕事がある』ことが、どれほど貴重でありがたいことか。人はそれを手にしていると、そのありがたさを忘れます。

(中略)続けられる仕事があるということは、とても貴重で、女性にとっては1度離したら再び手にすることが難しい宝物なのです」(改行・赤字管理人 p.28-29)


↑ここは泣きながら読みました。仕事をやめた今は、仕事があるということがどれだけ幸せなことだったか、痛感します。世の中で仕事をしている人たちみんなに読んでほしい文章でした。

一冊通して読んでみて、この本が3年前に出ていればよかったのになぁと思います。仕事をする上での心得は、まさに就職活動中に読んでおきたかった言葉の宝庫でした。

「基本は『職場は仕事をするところ』で『その対価として自分の生活に必要な給料をもらうところ』なのです」(赤字管理人 p.134)

坂東さんはくり返し、女性は仕事とプライベートを混同しがちである、と説明しています。この、当たり前だけど誰も教えてくれなかったことに、ショックを受けました。

今まで学校で受けてきた教育はなんだったんだろうと思います。それだけ、女性を取り巻く職場環境・社会環境が揺れ動いている証拠かもしれません。

『女性の品格』同様、何度でも読み返したい本です。

→本文中で触れていた本:
  ・p. 127 橋本 治 『上司は思いつきでものを言う』 (2015/07/27の記事

→著者の他の本:
  ・『女性の品格』 (2007/05/30の記事
  ・『ワークライフバランス』 (辰巳渚 他との共著. 2010/08/30の記事

(書店で購入・背表紙幅:1.0cm)

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72冊目!

シンプル族の反乱 シンプル族の反乱
三浦 展

ベストセラーズ 2009-07-09


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新聞で広告を見つけて、珍しく衝動買いしました。

「シンプル族は、(中略)物をあまり買わない。彼らはテレビをあまり見ない。インターネットで商品についての情報を集め、慎重に吟味し、比較考慮し、十分に納得した上でないとなかなか物を買わない。一方で、ユニクロや無印良品のようなシンプルな物は好んで買う」(p. 3)

はじめ、自分のことを指摘されているのかと思いドキリとしました。

私も、高度経済成長期の中で育った両親を持ち、生まれてからモノであふれかえる家の中を眺めて育ちました。

統一性のない家具や、安っぽいプラスチックの小物にはうんざり。1人暮らしを始めたら、こんな雑多なものは取り払って、シンプルで居心地のいい暮らしがしたいと思っていました。

家族はそんな私を見て、「モノを欲しがらない、好き嫌いがはっきりした頑固娘だ」となかなか理解してくれませんでしたが、私は三浦さんが分析する新しい価値観には非常に共感しています。むしろ、私のような考え方が生じるのも自然なことなのだとわかり、安心さえ覚えました。

独自調査のインタビューでは、実際にシンプルな生活をおくっている人の話が読めます。この部分はインテリア雑誌をぱらぱらめくっている錯覚になったほど、読んでいて「楽しかった」箇所です。

不況でモノが売れないことが問題になっていますが、こうした新しい価値観の台頭も1つの理由・側面として挙げられると思います。

(書店で購入・背表紙幅:1.3cm)

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