流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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文学部在学中に223冊を読破。
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「○○冊目!」…在学中
「○○冊目!」…卒業後
もうすぐ通算650冊に到達予定。
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314冊目!
十津川警部 湘南アイデンティティ 西村 京太郎 (小学館文庫) 小学館 2009-05-08 by G-Tools |
2012/10/22 TBS・月曜ゴールデン
「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ48 江ノ電に消えた女~十津川警部への挑戦状~」の原作
<西村京太郎作品にチャレンジ! 18冊目>
十津川シリーズの中でも、異色の作品と言えそうな1冊です。十津川警部の登場は物語後半に集中しているし、鉄道ネタはほんの一部だし。その分、異色だからこそ結末を予想できない楽しみもあります。
体の関係は抜きで曜日ごとに5人の男性を自宅に招き、一夜を共にする女性。同じ女性から見ても、なぜそんな不思議なことをするのか、ミステリアスです。
一方で、個人的には憧れもあります。着物を着こなし、家事もきちんと行い、ブランドのファッションやオープンカーまで持っている。何不自由ない生活をしているかに思えます。
一体、これ以上何を望むの?・・・ここが彼女の行動の核心なのですが。
一連の出来事の謎は最終章で明かされ、(あっけなく?)解決します。それまで我慢して読み進むべし。
(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.6cm)PR
310冊目!
2012/11/03 テレビ朝日 土曜ワイド劇場
「西村京太郎トラベルミステリー58 山形新幹線・つばさ129号の女」の原作
<西村京太郎作品にチャレンジ!17冊目>
推理小説を読み慣れてくると、作品によっては何となく犯人が予想できてしまうことがあります。一方で、こちらの作品では犯人像がなかなかつかめず、推理を楽しみたい読者向けという印象でした。
「しかし、理屈と、感情とは違います。それに、人間は、理屈で納得することは少なくて、感情で、納得するものです」 (p. 273)
黒い絹紐で首を絞めて殺される事件が連続で発生。同一犯の犯行とみて十津川たちは捜査を開始するも、被害者や関係者には共通点がなく、犯人の動機も不明です。
次の犯行を食い止めるには、ある程度犯人像を絞り込まなければならない。でも、なかなか犯人の姿が明らかにならない。十津川と亀井がじりじりと葛藤する描写が多いのも特徴的でした。
(NPO運営の民間図書館で借りて・背表紙幅:1.3cm)
八ヶ岳高原殺人事件 西村 京太郎 (講談社文庫)講談社 1999-01-14 by G-Tools |
「西村京太郎トラベルミステリー58 山形新幹線・つばさ129号の女」の原作
<西村京太郎作品にチャレンジ!17冊目>
推理小説を読み慣れてくると、作品によっては何となく犯人が予想できてしまうことがあります。一方で、こちらの作品では犯人像がなかなかつかめず、推理を楽しみたい読者向けという印象でした。
「しかし、理屈と、感情とは違います。それに、人間は、理屈で納得することは少なくて、感情で、納得するものです」 (p. 273)
黒い絹紐で首を絞めて殺される事件が連続で発生。同一犯の犯行とみて十津川たちは捜査を開始するも、被害者や関係者には共通点がなく、犯人の動機も不明です。
次の犯行を食い止めるには、ある程度犯人像を絞り込まなければならない。でも、なかなか犯人の姿が明らかにならない。十津川と亀井がじりじりと葛藤する描写が多いのも特徴的でした。
(NPO運営の民間図書館で借りて・背表紙幅:1.3cm)
302冊目!
2012/09/07 フジテレビ・金曜プレステージ
「西村京太郎サスペンス 十津川刑事の肖像 銚子電鉄六.四キロの追跡」の原作
<西村京太郎作品にチャレンジ!16冊目>
ぬれ煎餅で有名な銚子電鉄。ドラマでは、観光客でにぎわう様子も描かれていました。
きっかけは、雑誌記者が銚子電鉄を取材している途中でカメラを盗まれてしまったこと。その犯人と思われる人物が、沿線で殺されているのが見つかります。
一連の事件の真犯人が、珍しくドラマと原作で別人物になっています。のどかに走る銚子電鉄と、その奥でうずまく野望の対比が味わいの一つとなっている作品です。
「私も、銚子にいっていますから、どんなに、素晴らしいところかは、よく知っています。しかし、人間は、平気で、そんな美しい景色や人情を、金儲けと殺人で、汚してしまうんですよ」 (p. 93)
(彼氏から借りて・背表紙幅:1.0cm)
十津川警部 銚子電鉄 六・四キロの追跡 西村 京太郎 (フタバノベルス) 双葉社 2010-04-13 by G-Tools |
「西村京太郎サスペンス 十津川刑事の肖像 銚子電鉄六.四キロの追跡」の原作
<西村京太郎作品にチャレンジ!16冊目>
ぬれ煎餅で有名な銚子電鉄。ドラマでは、観光客でにぎわう様子も描かれていました。
きっかけは、雑誌記者が銚子電鉄を取材している途中でカメラを盗まれてしまったこと。その犯人と思われる人物が、沿線で殺されているのが見つかります。
一連の事件の真犯人が、珍しくドラマと原作で別人物になっています。のどかに走る銚子電鉄と、その奥でうずまく野望の対比が味わいの一つとなっている作品です。
「私も、銚子にいっていますから、どんなに、素晴らしいところかは、よく知っています。しかし、人間は、平気で、そんな美しい景色や人情を、金儲けと殺人で、汚してしまうんですよ」 (p. 93)
(彼氏から借りて・背表紙幅:1.0cm)
295冊目!
<西村京太郎作品にチャレンジ!15冊目>
十津川警部とのコンビでおなじみの亀井刑事。そのカメさんに、「死亡に限り一千万円」の懸賞金がかかるところから、話は始まります。
「十津川は、自分を、勇気のある男だとは思っていない。どちらかといえば、臆病な方だと思っている。
拳銃を持つ犯人に立ち向う時は怖いし、今だって、怖い。それなのに、向って行くのは、刑事としての義務感なのだ」 (p. 287)
大阪から青森まで十四時間、走り続ける特急の中で亀井刑事はおとりになり、十津川警部も乗り込んで犯人を捜そうと尽くします。列車の中の動きと、警視庁本庁の動きとが交互に描写され、スピード感を味わいながら最後まで読みきることができました。
(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.6cm)
特急「白鳥」十四時間 西村 京太郎 (角川文庫) 角川書店 1985-11 by G-Tools |
十津川警部とのコンビでおなじみの亀井刑事。そのカメさんに、「死亡に限り一千万円」の懸賞金がかかるところから、話は始まります。
「十津川は、自分を、勇気のある男だとは思っていない。どちらかといえば、臆病な方だと思っている。
拳銃を持つ犯人に立ち向う時は怖いし、今だって、怖い。それなのに、向って行くのは、刑事としての義務感なのだ」 (p. 287)
大阪から青森まで十四時間、走り続ける特急の中で亀井刑事はおとりになり、十津川警部も乗り込んで犯人を捜そうと尽くします。列車の中の動きと、警視庁本庁の動きとが交互に描写され、スピード感を味わいながら最後まで読みきることができました。
(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.6cm)
224冊目!
2012/04/16 TBS・月曜ゴールデン
「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ47 熱海・湯河原殺人事件」の原作
<西村京太郎作品にチャレンジ!14冊目>
ドラマと微妙に違う設定があって、半ば混乱しながら読んでました。観光地として名高かった熱海が、今は客も減って元気がない状態。その現況をうまく利用して、伏線がうまく作ってあったように思います。
6年前、殺人事件の容疑者として逮捕された男が、服役を終えてまた目の前に戻ってきたら…?
街中が怯え、かといって追い出すわけにもいかず、彼を腫れ物扱いするしかない人々のあわてぶりが読みどころです。
(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.7cm)
熱海・湯河原殺人事件 西村 京太郎 中央公論新社 2006-12 by G-Tools |
「西村京太郎サスペンス 十津川警部シリーズ47 熱海・湯河原殺人事件」の原作
<西村京太郎作品にチャレンジ!14冊目>
ドラマと微妙に違う設定があって、半ば混乱しながら読んでました。観光地として名高かった熱海が、今は客も減って元気がない状態。その現況をうまく利用して、伏線がうまく作ってあったように思います。
6年前、殺人事件の容疑者として逮捕された男が、服役を終えてまた目の前に戻ってきたら…?
街中が怯え、かといって追い出すわけにもいかず、彼を腫れ物扱いするしかない人々のあわてぶりが読みどころです。
(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.7cm)
210冊目!
2012/01/28 テレビ朝日・土曜ワイド劇場
「西村京太郎 トラベルミステリー57 スーパービュー踊り子連続殺人」の原作
<西村京太郎作品にチャレンジ!13冊目>
原作とドラマでは、列車も違うし舞台になる地方もまったく違う。番組の字幕をよく見ていなかったので、間違えて『スーパービュー踊り子殺人事件』(←実際に西村作品でこういうタイトルがあるけど、中身はまったく違う内容らしい)を借りそうになりました。
なんでわざわざ、スーパー雷鳥をスーパービュー踊り子に置き換えてドラマ化したんだろう・・・? 予算の都合か、地元の協力が得られなかったか? いろいろ考えてみましたが、結局謎です。(個人的に、伊豆急行は何度か利用したことがあるので親近感がわきましたが)
物語は、佐々木という男が自殺しようと、東京を出て列車に乗り込む場面から始まります。電車の中で殺人事件が起き、面識のなかった被害者から手紙を受け取ったことで、佐々木は死ぬ意志がしぼんでいきました。
犯人側でもなく、警察側でもない第三の立場からも物語が進んでいくのが、この作品の大きな特徴です。あまり細かくは述べられていませんが、遺産をめぐる一連の事件に関わりながら、佐々木も人生について深く考え直していたのではないでしょうか。
妻からは離婚をつきつけられ、会社でも仕事が思うようにいかず、冒頭の佐々木は「もうどうにでもなれ」と投げやりな態度です。それが、終盤には「もう一度やり直してみるか」と前向きになり始めています。
別の作品で、その後の佐々木がどうなったのか、読んでみたいものです。
(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.4cm)
スーパー雷鳥殺人事件 西村 京太郎 (徳間文庫) 徳間書店 1992-10 by G-Tools |
「西村京太郎 トラベルミステリー57 スーパービュー踊り子連続殺人」の原作
<西村京太郎作品にチャレンジ!13冊目>
原作とドラマでは、列車も違うし舞台になる地方もまったく違う。番組の字幕をよく見ていなかったので、間違えて『スーパービュー踊り子殺人事件』(←実際に西村作品でこういうタイトルがあるけど、中身はまったく違う内容らしい)を借りそうになりました。
なんでわざわざ、スーパー雷鳥をスーパービュー踊り子に置き換えてドラマ化したんだろう・・・? 予算の都合か、地元の協力が得られなかったか? いろいろ考えてみましたが、結局謎です。(個人的に、伊豆急行は何度か利用したことがあるので親近感がわきましたが)
物語は、佐々木という男が自殺しようと、東京を出て列車に乗り込む場面から始まります。電車の中で殺人事件が起き、面識のなかった被害者から手紙を受け取ったことで、佐々木は死ぬ意志がしぼんでいきました。
犯人側でもなく、警察側でもない第三の立場からも物語が進んでいくのが、この作品の大きな特徴です。あまり細かくは述べられていませんが、遺産をめぐる一連の事件に関わりながら、佐々木も人生について深く考え直していたのではないでしょうか。
妻からは離婚をつきつけられ、会社でも仕事が思うようにいかず、冒頭の佐々木は「もうどうにでもなれ」と投げやりな態度です。それが、終盤には「もう一度やり直してみるか」と前向きになり始めています。
別の作品で、その後の佐々木がどうなったのか、読んでみたいものです。
(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.4cm)