流れ星による読書日記。大学在学中に200冊を読破。現在のべ900冊目に突入中! 目指すは…1000冊?
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読書
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文学部在学中に223冊を読破。
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「○○冊目!」…在学中
「○○冊目!」…卒業後
もうすぐ通算650冊に到達予定。
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631冊目!
(原題:Wir Waren Dabei)
中学生のときに読もうとして挫折した経験があります。当時はとても難しくて読みにくいと思ったのですが、あの経験が嘘のようでした。
ユダヤ人迫害が大きなテーマだった前作。この作品では、同じドイツ人でも政治思想が反ナチスであった人々への迫害がより強調されているように感じます。子どもたちがどのようにプロパガンダ教育を受け、兵士へと導いていかれるか、筆者は細かく事実を記しています。
戦前の日本の子どもたちも同じだったのかもしれません。政府のスローガンや学校の先生の教えに異を唱えれば、「非国民」と呼ばれて日常生活が送れなくなります。地域ぐるみで「良き国民」「良き兵士」になることが声高に叫ばれる点も似ています。
→著者の他の本:
・『あのころはフリードリヒがいた』 (2016/10/29の記事)
・『若い兵士のとき』 (2020/11/21の記事)
(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.4cm)
中学生のときに読もうとして挫折した経験があります。当時はとても難しくて読みにくいと思ったのですが、あの経験が嘘のようでした。
ユダヤ人迫害が大きなテーマだった前作。この作品では、同じドイツ人でも政治思想が反ナチスであった人々への迫害がより強調されているように感じます。子どもたちがどのようにプロパガンダ教育を受け、兵士へと導いていかれるか、筆者は細かく事実を記しています。
戦前の日本の子どもたちも同じだったのかもしれません。政府のスローガンや学校の先生の教えに異を唱えれば、「非国民」と呼ばれて日常生活が送れなくなります。地域ぐるみで「良き国民」「良き兵士」になることが声高に叫ばれる点も似ています。
→著者の他の本:
・『あのころはフリードリヒがいた』 (2016/10/29の記事)
・『若い兵士のとき』 (2020/11/21の記事)
(F市図書館で借りて・背表紙幅:1.4cm)
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